ゲストNO, 22213

<2010年9月更新>
更新内容
トルコの旅-1&2

カッパドキア@
ギョレメ屋外博物館
パシャバー
カイマクル地下都市
ウチヒサル
ギョレメパノラマ

カッパドキアA
デリンクユ地下都市
ウフララ渓谷
セリメ教会群


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トルコに行って来ました


8月29日 成田→イスタンブール→カイセリ ギョレメ 泊


成田発トルコ航空51便でイスタンブールへ直行

777の機内は快適
エコノミーなのに
アメニティーグッズにスリッパまでくれて
アルコールも無料、夜食にはオニギリ!!


イスタンブール乗継でカイセリ空港へ
到着時間は深夜1時過ぎ
タラップを使って飛行機を降り
歩いて到着ターミナルビルへ
ここで
係員が 「ブリティッシュエアー?」と聞きながら 乗客を選別し
彼らだけを別の国際線到着ターミナルへ誘導している

私達も成田からの荷物がスルー扱いだったので
念の為に
クレイムタグを見せると
リストをチェックして 「お前もこっちだ」と言う
オイオイきちんと案内してくれよ

手配の送迎車で1時間弱
ギョレメのホテルへ向かった



* * *

8月30日 ギョレメ屋外博物館、パシャバー、カイマクル地下都市、ギョレメパノラマ、ウチヒサル ギョレメ 泊



日の出と共に
次々と気球が浮き上がり出した
静かな村に
バーナーのボーと言う音が響き渡る


やがてウチヒサールの頂きに朝日が当たり
谷間の村にも日が差し始める
気持ちの良い朝だ


ホテルの真横を悠然と飛行する気球




*


当初計画では初日の今日は調整予備日
一日のんびりのつもりだったが
西行きだったからか「時差ぼけ」も無く
いたって元気


だったら
カッパドキアの大きさを体感しようとツアーに申込


基本的にどこの会社のツアーもREDとGREENの2つのパターン



*

「RED TOUR」に参加

同行は気弱そうな日本人青年一人だけ
お客3人+ガイド+運転手のミニバスツアー


*

ギョレメ屋外博物館



それ程広くない園内の整備された遊歩道を
ガイドを先頭にした30〜40人位の団体が行き交う
別料金のフレスコ画の綺麗な教会
フーンと言う感じ
大観光地である








*

パシャバー

荒地の道端で車から降り
ガイドについて丘を登ってのハイキング



見事な自然の造形
これが「カッパドキア」と言う景色



我々の他には誰も居ない


しばらく歩くとおみやげ物屋が見えてきた


乾燥した灼熱の大地に咲く花




*

カイマクル地下都市


紀元前400年頃から2万人が暮らしたと言う地下都市
広場の一隅にある
小さな建物の脇の入口からひたすら階段を下りる
中はひんやり涼しい

教会、厨房、倉庫、居住区、ワイン製造所、 井戸に通気口
地下5階まで入れる

通路は蟻の巣の様に上下左右立体的に枝分かれしている


緊急時に閉めたと言う石の扉


ワインの貯蔵槽まで彫り込んで作ってある

ガイドに連れられて回るので効率は良いのだが
ここでは
何時間も迷ってみたかった



地上の絨毯屋さん


*

ウチヒサール




砦の頂上まで登れるそうだが
40度を超える炎天下ではその気力は失せている
トルコも異常気象で例年に無く何時までも暑いそうだ


喫茶店になっていると言う小さな岩山に内側から登ってみた
絨毯が敷き詰めてあったが無人
その上の階には岩を掘った棚があった
木が無い代わりに岩がある
掘れば家具が出来る




反対側からの景色
今でもこんなに人が住んでいる


*

ギョレメパノラマ


ギョレメの村だけでもこんなに広かった
この広さを知らずにウロウロ歩き出していたら、、、
ツアー参加して良かった!

*

鳩の谷


崖中洞窟住居跡ばかり、、、、、


左は虫捕り器







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8月31日デリンクユ地下都市、ウフララ渓谷、セリメ教会 ギョレメ 泊


前日に
カッパドキアの広さと日中の驚異的な暑さを
思い知らされたので
迷わずエアコン付き「グリーンツアー」に参加
今日は
ニュージーランド生まれの姉妹2人組との4人でのミニバンツアー
一人はオーストラリア、一人はトルコ在住とか
オーストラリア訛りのグッダイ英語で
結構楽しいツアーでした



*

デリユンク地下都市

カイマクルより更に南へ
地下8階まで見学出来る地下都市

広い



ガイドに案内されて回った
迷路は一段と複雑に
計画的に掘ったのだろうか?

やっぱり
勝手に一日中迷っていたかった



*

ウフララ渓谷


昼食前にハイキングをと
ウフララ渓谷の中間点で車を降りて
高さ100m程の崖を下り
渓谷を歩く



案内図 (拡大図)
中間部分3.75kmを歩く事になった


荒地に深く切込んだ谷
崖の中腹には幾つも教会の洞窟が見える




洞窟教会の一つ

フレスコ画の残る教会跡の天井画

大天使ガブリエルや3人の博士、、、




休憩場所では
川の中で若者達がのんびり休んでいました

水は冷たくて気持ち良い



アヒル達も水浴びしてました



途中で「アヒル飼い」の青年に会ったり、、、、




岸辺に咲く花





絶壁に掘られた教会(左)  よじ登る為の階段と手掛かりの穴(右)

暑くて
登りに行く元気はありませんでした




隠れていたのか、修行していたのか、、、、


こんな道をトコトコ歩いて、、、



やっと辿り着いたレストランで昼食

足を冷やすと気持ち良かった


*


駐車場で見つけたツアートラック
何処から出発して何処へ行くのだろう


*

セリメ教会群


ビール飲んでお昼食べてウトウトしていたら
車が止まり
何の予備知識も無いまま車を降りる

ガイドの英語は右から左へ、、、、、


見事な岩山





崖を登り、トンネルを潜り中腹へ



洞窟の中は教会




こちらの内部は2階建て




こちらは柱が彫り抜かれていました




それぞれのホテルに送ってもらい
4人のツアーは解散





* * *

9月1日ゼルヴエ屋外博物館 ギョレメ 泊


2日続けてツアーに参加してしまい
さて今日は何処へ?

プライベートツアー、タクシー、バイク、バギーと
選択肢は色々出て来たのですが
そろそろ
独力で歩き始めようと路線バスで出掛ける事に

ところが
相談に乗ってくれていたホテルのスタッフ
路線バスなんかで行った事がないと言い
バスは2時間に1本で
次に来るのは多分11時15分

この情報を基に
教えられた村外れのバス停へ

11時5分前
そこには一人の現地の女の子

いきなり「日本人ですか?」
日本語を勉強中だという
彼女は「30分後にゼルヴエ経由のバス来る」と言い残して
やって来たアヴァノス行き直通バスに乗車

11時45分
お婆さんが来て日陰に座る
「ZELVE」の紙を見せるとここだのジェスチャー

12時15分 待望のバスが来た

待つ事1時間20分
乗車時間10分
1人1.5リラ(90円)

無事到着
たむろしているおじさん達に帰りのバスの時刻を確認

ここで分かった事
ギョレメ発ゼルヴエ経由アヴァノス便の時刻は 8:15、10:15、12:15、14:15
ゼルヴエ発ギョレメ経由ユルギュップ便の時刻は 11:15、13:15、15:15、17:15

単に偶数と奇数を間違えただけの様でした



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ゼルヴエ屋外博物館

8リラ(480円)払って入場


(拡大図)

3つの谷に分かれているらしい


30年前まで実際に人が住んでいた集落だったが
岩の崩落が進み危険になった為
村全体が近くに移住し博物館になっている


崩落の為、現在は立ち入り禁止の「一の谷」





左手前はモスクの跡


日陰からは出たくない



広いので日向はさっさと歩きます



洗濯物屋さん??
よじ登らないと入れない



教会跡


カサカサの白い花



ここは見えてるだけで三層


多層になっている住宅内部


反対側に掘り抜かれている


30年前まで使われていたと言う粉挽き










たむろしていたおじさん達や
土産物屋のお姉さん達に
このバスだと教えられ

15:15発のバスに乗ってギョレメに帰りました





*


昼のギョレメの街はけだるそう
誰も出てきません


種を取られたカボチャが山積み


裏通りはこんな感じ




夜になっても
表通りのアチコチに止まっているトラクター
近郊の人達はトラクターでお出掛けらしい


夜の人出もソコソコ

空きテーブルばかりでお店選び難航


今夜の夕食はカッパドキア名物「テスティ・ケバブ」
ウエイトレスが持ってきたのは「壷」と「金槌」
「自分でやるか?」と聞かれれば
答えは「Evet(Yes)」

コツコツとやったら
もっと思いっきり叩けのジェスチャー

写真に触れると結果が見られます

中身がお肉と野菜の壷焼きでした




トルコの旅-3に続く



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