ゲストNO, 42077

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<2020年8月4日>

更新内容

暑中見舞
収穫

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1か月も続いた長雨
やっと梅雨が明けました

暑中お見舞い申し上げます

如何お過ごしでしょうか?
我家は
相変わらず対外活動全面自粛中ですが
元気です


久しぶりの日差しを浴び

交配から38日目
スイカの蔓が枯れ始め
収穫のサイン


収穫

太郎スイカ 重さ1.5kg 胴回り44.5p


皮が薄くて真っ赤!
とっても甘くて美味しかった


次郎スイカ 
 
重さ350g 胴回り28p

こちらも
何故だか大きくなれなかったけれど
甘くて美味しかった

スイカ農家も終わり
次にやる事 見つけなくっちゃ





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<2020年8月6日>

更新内容

母逝去

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午前9時55分


母 昭子が静かにこの世を去りました
91歳と10か月でした

午前7時過ぎ
「血圧・血中酸素が異常低下」と電話で呼出され
施設の部屋へ行くと静かに寝ていました

5回目の老衰宣告から63日

一時は
かき氷をしっかり食べられるまでに復活したのですが
栄養ある物が全く嚥下出来ず
体重が22kgまで減っていました

看護師が
「今直ぐという事は無いでしょう」と言い
様子も普段と変わらなかったので
いつもの様に
部屋の片付けをしたり
口腔ケアがしっかりされていなかったので
スポンジブラシでドロドロ唾液を拭取ったり
歯を磨いたりしました

歯磨きは何度もやらせるほど好きだったので
気持ち良かったのか
磨いている時に
目を開けましたが 虚ろで焦点は合いませんでした


片付けを終えベットサイドに座り
「毎年8月になると具合が悪くなるね」等と話しかけていたら
ピクリともせずに呼吸が止まりました

ナースコールで看護師を呼ぶ
聴診器で心肺停止を確認し担当医に連絡

11時30分に医者が来て死亡確認



5連勝だった医者との診断試合
連勝記録を更新する事は出来ませんでした





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<2020年8月21日>

更新内容

コロナのおかげ

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昨年8月以来
母の命綱となった 自家製・栄養補助シャーベット

業務外だと施設が作成を拒否
母の居室の冷凍庫と冷蔵庫を使って家族が作成

今年の2月20日
国のコロナ感染防止策で
老人ホームが家族立入禁止になりました

そのおかげで
シャーベット作りが施設の仕事になり
自由時間が増大



庭仕事やDIY作業が出来ました

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100日を越える立入禁止が続いた6月5日

施設から
「意識レベルが低下したので直ぐ来てくれ」との電話
部屋に入った瞬間
目の前で母の呼吸が止まった
「間に合った!」

15秒程して再び呼吸を始める
看護師
「無呼吸症候です」
オイオイ驚かせないでよ!

医師の緊急往診
診断結果は『老衰』 医学的対応無し
枯れる様に天寿を全うするのが自然の摂理
(私の十八番?)

施設の取扱いも
看取り対応特例で立入禁止対象からの除外
終日居室立入可

医者は
「会わせたい人には今のうちに声を掛けて下さい」
しかし
コロナ真っ盛り
高齢者施設に都県境を越えて人を呼ぶのは如何なものか
そこで

LINEビデオ通話を使ったリモートお見舞い受付
一部高齢親族には
事前に
ビデオ通話講習会をリモート開催

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施設に通ってみると
明らかにスタッフが手薄
毎日の食事介助サポートを再開

シャーベット等の濃度の高い食物は既に全く嚥下出来ず
水分補給も難しい

なので
口内を冷たさで刺激
昨夏成果を上げた「かき氷」作戦
調達再開

「かき氷」を見せると
大きな口を開け
ガリガリと美味しそうに食べる

1回に2個も食べられる時もあり
スタッフの協力も得られ
体重22kgに必要な最低水分量500ml/1日を確保出来るまで回復

それでも
水分だけの生命維持には限界がある


残りの時間
少しでも明るく楽しく

孫達らが贈りたい花

近所の花屋で順番に調達





花を飾ると部屋が明るくなりました


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看取り特例面会が始まって63日

かき氷を1日5個も食べたり
TVの大相撲を観戦したりしていたのですが
徐々に
寝ている時間が長くなり
8月6日静かに息を引き取りました


昨秋の一時帰宅から

8か月ぶり

自慢の我家へ無言の帰宅

父伝来の無宗教葬儀

死んじゃってから皆が集まったってしょうがない
最小規模のお葬式

親戚縁者が写真で参列
<毎年  母の誕生日に集まっていました>
今年はコロナで出来そうもない





105日の面会禁止
その反動
60数日もの母との密な時間を過ごす事が出来ました。


意外と
コロナにも感謝かな?





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<2020年8月31日>

更新内容

打倒・老衰宣告

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本人の意思確認が難しくなった
終末期介護


母の希望
延命治療拒否
最大限の苦痛排除


施設から
「水分摂取もされなくなりました」と言われたら
看取りを考える前に
「食べさせてもらえているのか」を疑ってみる


施設はどこも人手不足
スタッフの一生懸命やってくれている姿を見ていると
文句は言えない
人質を預けている様なものなので
人間関係は壊したくない

でも
家族が守らなかったら誰が守る?

今だから書く
今でなけれな書けない事を書く
「打倒!老衰宣告」


もし
食べたいのに食べさせてもらえていなかったら
極論だが
「老衰」ではなく「餓死」



きちんと食事介助されているのか実態チェック


---チェックリスト---
@不適切なスタッフがいないか?
Aきちんと声掛けアイコンタクトをしてもらえているか?
B食事前に口腔ケアを確実にしてもらえているか?
C椅子に移動して食べさせてもらえているか?
D食品飲料に食べ易くなる工夫をしてもらえているか?
E自分のペースで食べさせてもらえているか?
Fスタッフの都合で食事介助が打切られていないか?
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具体例を 施設ケアマネに報告
『施設サービス計画書』に具体的な対応策の記載を求めます

この書類こそ介護施設との重要な契約書
スタッフへの業務指示書

そして
行政が査察時に実態チェックする際に用いる重要書類
対応の実効性が格段に上がります
当然
施設側は一字一句慎重に文言を吟味選択

食事介助に限らず
介護施設としてやらなければならない事を確認して
出来る事はやってもらいます


要望すべき事は要望し
家族も
出来るだけのサポートをする



自家製・栄養補助シャーベット  656個
アイスクリーム  330個
かき氷  198個



本人の意欲と
家族の知恵があれば
「老衰宣告」の危機を乗越えられるかもしれません



5回の危機を乗越えさせた
高齢・モンスターチルドレンからのアドバイス?




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