2008年メキシコの旅 10

2月20日 カラクムル遺跡 20056歩チカンナ泊


早朝7時 団体バスが動き出す前にホテルを出発
国道186号線を1時間ほど西へ戻り
カラクルム遺跡へ通じる2車線の脇道に入る
遮断機のあるゲートがあり車と人間の入域料を払う
更に進むと国立公園の管理らしき検問所があり
その先はジャングルの中のウネウネとした山道を1時間ほど走る


自然保護区という事でジャガーが横切るのを期待したが
大きな孔雀の様な鳥2羽と
道路工事の作業員を乗せたトラックが1台だけ





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カラクムル(Calakmul)遺跡


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駐車場から20分ほど歩いて遺跡群の中心に到達
広大な遺跡である



巨大な第2ピラミッド


第2ピラミッド頂上からのジャングルの眺めは最高
風も涼しい
 やっと登ったのだから大休止


第1ピラミッドにも登りジャングルを満喫
時々吠え猿の声がする

啄木鳥



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遺跡からの帰り道
蝶々が道に群れていた



「120km」という地名の場所に小さな店があり
そこで何か食料を調達しようと立寄る
メニューは無いが調理器具があり 
料理を出せる雰囲気
何語で話したかは記憶にないが
兎に角、注文成立 昼食にありつけた
旨くて安かった 全部で 68ペソ(700円)


同じ店で食事をしていた親子運転のフルトレーラー
中を見せてもらい  記念撮影


店の人がアヒルの子供を抱かせてくれた


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2晩世話になったコテージ



昼間ピラミッドの頂上で
出会ったベルギー人グループの何人もが
私達の夕食のテーブルに立ち寄っては
「今日の月は素晴らしい」らしき事を言いに来る

皆既月食が始まったのでした

宙に浮く大きな天体

さすがにジャングルの中の小さな村の満月は本当に美しい

ジャングルで大宇宙を感じさせられました

カラクルム遺跡のピラミッド頂上で彼らと会わなかったら
この大天体ショーに気が付かずに寝てしまっていたでしょう

マヤの神々に感謝




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2月21日 チカンナ/ベカン/シュプイル/コウンリッチ遺跡→移動 28614歩 プラヤデルカルメン泊




ロッジの道路の反対側の遺跡を訪問


チカンナ(Chicanna)遺跡


建物U 怪物の口
手前のテラスに下の牙がある

リオベック様式はプウク様式よりもより繊細な装飾が特徴とか

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ベカン(Becan)遺跡


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掘割に囲まれた遺跡
空掘になっていて現在水は無い


このトンネルを潜り広場へ出る


高さが32m大ピラミッド 建物\
1本のロープを頼りに急な石段を登る


建物中腹の巨大な顔
昔は漆喰に塗られていたのであろう


建物W





赤色の漆喰で作られた王のマスク
建物の裏側に残っていた



見事なモザイク模様なども残っている


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シュプイル(Xpuhil)遺跡


こんな道を辿ってゆく


3つの塔が特徴


塔の内部には急な階段がある





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コウンリッチ(Kohunlich)遺跡

時間の関係も有りパスしようかと思っていたら
給油に立寄ったガソリンスタンドの叔父さんが絶対に寄れと言う
折角来たのだからと国道を外れて立寄る


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この周辺は椰子の茂る熱帯雨林


マスクの神殿
 女の子がたいくつそうに石段で番してる


圧倒される凄さ

葉切り蟻がせっせと働いていた



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途中で立寄ったサボテンジュース屋さん
並んでいるけど隣のお店
小母さんの売り込みは凄かった、隣の子供はタジタジ

307号線は4車線の道でも「トペ」がある
お世話になった国営(?)スタンド

トゥルム(Tulum)の街に近付いた途端に4車線の道路が混雑し始め
カンクンからのレンタカーと思しき車で大渋滞
返却場所に指定したプラヤデルカルメンの
レンタカー事務所の閉店時間がギリギリでイライラ
それでも何とか5時に滑り込む


走行距離 2400km
無事故無違反
ご苦労様でした

タクシーを呼んでもらいプラヤデルカルメンの中心街へ


久しぶりの都会のレストランで
ビバ! メヒコ!!





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2月22日 プラヤデルカルメン
続く






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