2008年メキシコの旅 10
2月20日
水
カラクムル遺跡
20056歩
チカンナ泊
早朝7時 団体バスが動き出す前にホテルを出発
国道186号線を1時間ほど西へ戻り
カラクルム遺跡へ通じる2車線の脇道に入る
遮断機のあるゲートがあり車と人間の入域料を払う
更に進むと国立公園の管理らしき検問所があり
その先はジャングルの中のウネウネとした山道を1時間ほど走る
自然保護区という事でジャガーが横切るのを期待したが
大きな孔雀の様な鳥2羽と
道路工事の作業員を乗せたトラックが1台だけ
*
カラクムル(Calakmul)遺跡
大きな地図はここをクリック
駐車場から20分ほど歩いて遺跡群の中心に到達
広大な遺跡である
巨大な第2ピラミッド
第2ピラミッド頂上からのジャングルの眺めは最高
風も涼しい
やっと登ったのだから大休止
第1ピラミッドにも登りジャングルを満喫
時々吠え猿の声がする
啄木鳥
*
遺跡からの帰り道
蝶々が道に群れていた
「120km」という地名の場所に小さな店があり
そこで何か食料を調達しようと立寄る
メニューは無いが調理器具があり
料理を出せる雰囲気
何語で話したかは記憶にないが
兎に角、注文成立 昼食にありつけた
旨くて安かった 全部で 68ペソ(700円)
同じ店で食事をしていた親子運転のフルトレーラー
中を見せてもらい 記念撮影
店の人がアヒルの子供を抱かせてくれた
* * *
2晩世話になったコテージ
昼間ピラミッドの頂上で
出会ったベルギー人グループの何人もが
私達の夕食のテーブルに立ち寄っては
「今日の月は素晴らしい」らしき事を言いに来る
皆既月食が始まったのでした
宙に浮く大きな天体
さすがにジャングルの中の小さな村の満月は本当に美しい
ジャングルで大宇宙を感じさせられました
カラクルム遺跡のピラミッド頂上で彼らと会わなかったら
この大天体ショーに気が付かずに寝てしまっていたでしょう
マヤの神々に感謝
* * *
2月21日
木
チカンナ/ベカン/シュプイル/コウンリッチ遺跡→移動
28614歩
プラヤデルカルメン泊
ロッジの道路の反対側の遺跡を訪問
チカンナ(Chicanna)遺跡
建物U 怪物の口
手前のテラスに下の牙がある
リオベック様式はプウク様式よりもより繊細な装飾が特徴とか
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ベカン(Becan)遺跡
大きな地図はここをクリック
掘割に囲まれた遺跡
空掘になっていて現在水は無い
このトンネルを潜り広場へ出る
高さが32m大ピラミッド 建物\
1本のロープを頼りに急な石段を登る
建物中腹の巨大な顔
昔は漆喰に塗られていたのであろう
建物W
赤色の漆喰で作られた王のマスク
建物の裏側に残っていた
見事なモザイク模様なども残っている
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シュプイル(Xpuhil)遺跡
こんな道を辿ってゆく
3つの塔が特徴
塔の内部には急な階段がある
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コウンリッチ(Kohunlich)遺跡
時間の関係も有りパスしようかと思っていたら
給油に立寄ったガソリンスタンドの叔父さんが絶対に寄れと言う
折角来たのだからと国道を外れて立寄る
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この周辺は椰子の茂る熱帯雨林
マスクの神殿
女の子がたいくつそうに石段で番してる
圧倒される凄さ
葉切り蟻がせっせと働いていた
* * *
途中で立寄ったサボテンジュース屋さん
並んでいるけど隣のお店
小母さんの売り込みは凄かった、隣の子供はタジタジ
307号線は4車線の道でも「トペ」がある
お世話になった国営(?)スタンド
トゥルム(Tulum)の街に近付いた途端に4車線の道路が混雑し始め
カンクンからのレンタカーと思しき車で大渋滞
返却場所に指定したプラヤデルカルメンの
レンタカー事務所の閉店時間がギリギリでイライラ
それでも何とか5時に滑り込む
走行距離 2400km
無事故無違反
ご苦労様でした
タクシーを呼んでもらいプラヤデルカルメンの中心街へ
久しぶりの都会のレストランで
ビバ! メヒコ!!
* * *
2月22日
金
プラヤデルカルメン
続く
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