2010年トルコの旅 5





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9月5日国立考古学博物館、装飾タイル博物館、アヤソフィア イスタンブール 泊2


イスタンブール2日目

先ずはホテルから歩いてゆけるトプカプ宮殿を目指す
途中で雨が降り出す
荷物が着いていないので傘は無し
予定を変更して
国立考古学博物館へ飛び込む




国立考古学博物館



入口で威圧するように立つ巨人
兎の様な獲物を抱えている
圧倒的な存在感



コミカルなデザインの彫刻群



板状の石から彫り出された不思議な女性像
これは道化師の彫像!
アレキサンダー大王

大王の石棺



ギリシャ風の彫刻



リキア時代の石棺

エジプト風石棺      陶器製の棺





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装飾タイル博物館



雨が止まないので
隣の装飾タイル博物館に入る






六角形模様のバリエーション
職人の意地が感じられます




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アヤソフィア




ギリシャ正教の大本山として作られ
イスラム教の寺院に改装され
博物館として公開される様になった施設



正面入口から内部を見る


大ドーム内部(一部工事中)

大ドーム天井



中央正面奥の小ドーム天井
漆喰の下から見つかったキリスト像




周囲に取付けられたイスラムの円盤
裏側は簡単な構造




様々な文様があちこちに




漆喰の下から見つかったモザイク画



どのモザイク画も
顔が傷つけられたり壊されておらず
イスラム教徒が異教徒の神にも敬意を払っていたと思われる


キリスト教徒の手により
偶像がシンボルに書き換えられている




キリスト教徒が温厚で
イスラム教徒が野蛮で暴力的だとする
風潮があるけれど
メキシコやペルーの遺跡の
スペインに徹底的に破壊された姿を思い出すと

日本人が
西欧あるいはキリスト教を
正義視させられ過ぎている事を
痛感する




9月6日トプカピ宮殿、イスタンブール駅、ガラタ橋イスタンブール 泊3

続く



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