10年目のウッドデッキ

要修理の兆し



自宅の新築時に自ら図面を書いて大工さんに作ってもらって以来、
3年に1回の頻度で塗装をして維持していたのですが、10年もするとあちこちが朽ち始めました。
初めは犬が齧った様に板の端あたりが欠け始めました。




それが徐々に拡大し、板の交換をしないと危険な状況になりました
。 どうも白蟻の被害の様な「虫食い」の様子が見られたので
10年の白蟻保証の切れる前にと思い、建築業者に調査を依頼しました。
答えは「白蟻ではなく赤蟻であり、ベランダは保証の対象外です」でした。
ちょっと納得出来ない回答でしたが、業者なんてそんなものなのでしょう。
その後、別の業者により、この被害は白蟻であることが判明
赤蟻は白蟻を餌にする習性があるため
白蟻が巣食った跡に、赤蟻が巣を作るのだそうです。



詳細点検

どうも土台側の構造材全体にも問題がありそうでしたので
見える範囲、手の届く範囲で状況を確認してみると
釘を刺すとブスブス入ってしまう程フカフカの所が結構有りました
再度、解体時に腐ってしまった部分のチェックをしてみました。




水捌けが悪く乾きにくくなった部分を蟻に食われボロボロになっていました。



土台に直置きの柱の部分は土のようになっていました。



教訓

腐食の激しかった部分は
   土台に直接触れている部分
   木材が重なっている部分
   塗装が不十分な部分
   日当たり風通しの悪い部分
でした。


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