ゲストNO,
9871
<2003年11月15日更新>
啄木鳥来訪
三山七年祭り
****季節のご挨拶****
ベランダ脇に10数年前娘が吐き捨てた桑の実が、
種となり、芽を出し、直径10センチ位に大きくなったのですが
深山クワガタが住み着くなど、めっきり勢いを無くしていました。
この桑の木に啄木鳥がやってきました。
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11月2日の日曜日、三山七年祭りに行ってきました。
この祭は、文安二年(1445)、千葉氏一族に、二宮神社に安産祈願をし、
無事男子が誕生したお礼の祭を行ったのが始まりだそうです。
7年祭と言いますが、丑年と未年の6年毎に、
船橋市三山の二宮神社の他に、
船橋・千葉・習志野・八千代の
4市、計9つの神社の神輿が参加します
それぞれの神社が、父、母、叔父、叔母、産婆、子守、長男、次男、娘の役割があるそうです。
行き易いという理由だけで、京成線実籾駅近くの大原大宮神社へ行きました。
駅前に注連縄は張られているものの人通りも無く静かそのもの
インターネットで調べた通りに線路沿いの道を歩いて行くと
左手に神社の杜があり、暗い杜の中に揃いの「丸み」の半纏を着た人々が集まっていました。
トトロの世界の様な幻想的な風景でした。
やがて、鏡割りが行われ、乾杯
手締めをして、いよいよ舁ぎ出します。
30分ほど境内で御輿を揉んで、
天狗の先導でいよいよ出発
渡御を開始し、神社から二宮神社近所の「神揃場」へ向かいます
途中何箇所か休憩所が準備されていました。
同じ頃、それぞれの神社からも神輿が出発しているはずです。
神輿の集合場所である「神揃場」は、竹矢来で囲まれており
時代劇に出てくる処刑場の様で、不思議な景色です。
神揃場へ神輿が集合した後、順番に二宮神社本殿へ向かい、神輿ごと昇殿します。
地元の名士が先導しているようです。
ここが二宮神社です。昭和の歴史みたいですね
その後、父役、母役、産婆役、子守役の各神社の神輿は幕張の浜まで移動し
深夜に、磯出式という儀式をを行なうそうです。
勇壮で、神秘的な祭だそうですが、我々は帰宅する事にしました。