ゲストNO, 11541

<2005年3月3日更新>
更新内容
那須元湯「鹿の湯」
 

****季節のご挨拶****


上総掘り仲間と温泉に行ってきました。


行き先は那須湯元の「鹿の湯」
当日の那須は雪でした。

湯治場の雰囲気を残す、脱衣場と浴室の仕切りの無い温泉
温泉は強い酸性だそうで、硫黄の臭いがし、白濁している。
昔ながらの板張りの浴室には、
かぶり湯と1.5m四方の湯船が6つ

ここの温泉には入り方のルールがある
先ず手前のかぶり湯で頭にお湯を100回かける
熱くて10回位でギブアップ
常連さんは持参の「マイひしゃく」でお湯を頭にかけている
その後、お気に入りの湯船に向かう
手前から41,42,43,44度と少しづつ温度が高くなる
奥の上座とも言うべき2つの湯船は雰囲気が違うし
46度、48度と温度が格段に違う
温度計に砂時計持参のいかにも常連さんの世界である

特に48度の世界では作法がある
湯船に「湯もみ板」が浮いている
勝手に入っては困るの合図だそうだ
お湯が動くと、お湯が噛み付くからだ
前の人が出てから、
静かに臍まで入り1分
胸まで入り 1分
肩まで入り 1分
静かに出て立ち上がらずに脇に座る。

各浴槽の温度は温泉の係りによって管理調整されているが
ここだけは、常連さんが勝手に管理
鉄パイプで源泉が足され50度近くまで上げられ
湯もみ板で湯もみがされ
更にこの板で湯の動きが鎮められる
鎮まるまで6分なのだそうだ
そして熱湯好きから順番に入る
1回3分、1人入ると0.5度温度が下がるそうだ
そして又、パイプで源泉が足される

話し込むうちに 折角だからと
源泉が足される前の
常連さんが鎮めた最後の湯に挑戦
入る場所も常連さんの指導で角に入る
確かに、じっとしていると湯は噛み付かない
途中で出ようと思ったら
すかさず、「もう、肩まで入って良いよ」と声を掛けられた
じっとすること3分
出ようと動いたら、湯にしっかり噛み付かれた。

翌朝も再訪問したのだが、
46度の湯でやめました。
やっぱり、ゆったり入るのが一番です。
五十肩の調子も良くなった気がしました。



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