ゲストNO,
14403
<2006年10月10日更新>
更新内容
自然保護
古代からのメッセージ
****季節のご挨拶****
大きな低気圧の通過で日本中が大嵐
気持ちの良い位の土砂降り&大風でした
我家のすぐそばに赤土山と呼ばれる小さな斜面林が残っており
その木々の葉が轟々と音を立てて揺れる姿は大自然そのものでした。
海ではタンカーが座礁し、漁船が転覆
低気圧通過後は、久々の日本晴れ
抜けるような青空って これだったっていう感じで
元気が出ました。
それだけで
* * *
赤土山の斜面林はマンションや住宅地の開発の為に
何度も破壊されそうになったのですが
ご近所の底力で守られてきました。
この里山を自分達で育てていこうと勉強会
講師「皆さんは森をどうしたいんですか?」
住民「自然のままの森を守りたい」
講師「森は遷移するのです」
「有るがままに自然に任せれば、真っ暗な森になります」
住民「???」
*
植物遷移とは
(http://www.chitanet.or.jp/users/denno/1998より引用)
まず裸地にコケや草が生えて草原が出来る
松などの日当たりを好む樹木(陽樹)の林が出来る
その樹木の下では
シイ・カシ・タブの様な弱い日の光でも大丈夫な樹木(陰樹)だけが育つ
やがて彼らだけが大きくなり
松などの日当たりを好む樹木が育たなくなる暗い森(極相林)になる
*
スミレが咲くような木漏れ日の森が欲しければ
常に手を加えて(自然を止めて)管理しなければならないのです
自然保護って何でしょう?
自然が為すがままに放置してジャングルを作る事?
「開発」の反対は「手付かずの自然」?
中間に「共生」が有るのでしょうネ
* * *
犬の散歩中に 近所の畑の脇の土手で
土の中から「龍の頭」の様な怪しい物が出ていました。
拾い上げてみると どう見ても土器です
ひょっとすると 世紀の大発見ではと
文化財保護法の没収覚悟で
飛ノ台史跡公園博物館に持込んで 鑑定してもらいました
縄文中期(3500年位前)の深鉢形土器の口縁部との事でした
触っていると
何だか古代からのメッセージを貰った気分
何を受取ったかって?
温もり