ゲストNO,
18853
<2008年10月10日更新>
更新内容
たらこ制限
世界同時株安
大原「はだか祭」
****季節のご挨拶****
メタボ検診結果が出ました
データを見た医者は
「総コレステロール値が高いので、卵は1日1個に控えてください」
毎度の事なので
「魚卵も駄目なんですよね」と念押し
「魚卵はもっと悪いです」と言う
ところで
「タラコやイクラ、ウニだったらどれだけ食べられる?」と聞いてみた
「分からない」と言うので
「それでは健康指導にならない」と詰め寄ると
ネット検索を始め
「タラコ」だったら71グラム
「いくら」だったら52グラム
「うに」だったら86グラム
「タラコ」70グラム
毎日こんなに食べても大丈夫!
****************
2005年4月1日
ペイオフ解禁
1行あたり1000万円以上の銀行預金が保護されなくなりました
限りなくゼロに近い預金金利時代
「貯蓄から投資へ」
「分散投資」と称して
株式や為替関連投資信託が
郵便局や銀行の窓口で積極的に売込まれました
あれから3年半
右肩上がりのグラフを片手に
「2万円を目指す!」等と経済評論家達が囃し立てていたのに
日経平均が8200円を割込む世界同時株安
急激な円高
広告に表示された小さな文字
「元本を割込む事があります」
「投資は自己責任」
コンサルタント、アドバイザーの肩書きで
何も知らずに言葉巧みにお客様に売込んでしまった
善良な郵便局や銀行の窓口担当者の皆さん
お客様に怒鳴り込まれる前に
名札を「販売員」に取り替えておきましょう
お客様がおいでになったら
いつもの笑顔で
「元本保証の個人国債は如何ですか?」
「今こそ投資のチャンスです」
* * *
9月23日
千葉県・外房大原の『はだか祭』に行って来ました
11時頃大原駅に着いたのですが
親戚を迎えに来た車が数台
商店街に並ぶ屋台もまだ開店準備中
本当に祭りをやっているのかと言うほど静かでした
神輿はそれぞれの地区に帰って昼休み中
昼休みを終わったそれぞれの神輿
三々五々ゾロゾロと大原漁港入口に集結
揃ったところで並んで港の荷捌き場へ
ところが
五穀豊穣・大漁祈願祭の会場には直ぐには入らず
荷捌き場の周りを全速で走り回り出す
並んで走る、追越をかける
一基の神輿が見物客を巻き込み薙倒す
倒れて動けない怪我人を
日の丸つけた扇子を掲げた一団が囲って
次の神輿が突っ込まない様に誘導する
救急車の到着で神輿が渋滞
その横を神輿が走り抜ける
*
祈願祭が終わると海水浴場に走って移動
「汐ふみ」の始まり
ロープアップされた海岸は黒山の人だかり
神輿を高々と差上げ、投げ上げる
海岸線を走る
海に入る
神輿を合わせる
一箇所の規制線が破れると見物人はドッと海岸線に
神輿と見物客が一体と言うかグチャグチャ
人混みの中へ突進して浜に上がる
再び海へ向けて走り出す
やがて神輿は一基ずつ街中へ引き返してゆく
それぞれの神輿毎に夕食タイム
*
夕方5時
休んでいた神輿が隊列を組み
朗々と甚句や木遣を謳い上げる一団に先導されて
二社ずつ横に並んで静かに「商店街渡御」が始まる
商店街を進み大原小学校の校庭に入る
校庭に入った途端
神輿はレースの如く
エネルギー全てを使い果たすが如く校庭を駆ける
「あたかも戦国絵巻の感で絢爛豪華な模様」と
案内チラシに書かれている
これは地域対抗の大人の大運動会
夕暮れになると提灯に明かりが灯され
花火が打ち上げられ
神輿を高々と差上げ、投げ上げ、受止める
大別れ式 が始まる
二社三社の神輿が寄添い、高々と差上げ、
互いに哀調おびた別れ唄を歌う
順次会場を後に地元へ帰って行く
荒々しさと神秘さの不思議な祭りでした