ゲストNO, 20244

<2009年5月6日更新>
更新内容
豚インフルエンザ
エジプト宗教弾圧
GW道路無策
年金請求
赤土山

エジプト旅行記2

 

****季節のご挨拶****

豚インフルエンザ

成田空港での物々しい検疫風景は映画みたいですね

以前ペルーから帰国した時のアナウンス
「急病人発生で医者か看護婦が居たら申出て下さい」
成田で着陸後「急病人を先に降ろします」
更に
「人間検疫の為、検疫官が乗込み調査が終わるまで降機の許可が出ません」
機内で処置をした医者の「単なる過労」との病状説明が
検疫官に認められ20分後に降機が許可された事がありました

この時
いつも走り抜ける検疫所が
肉と植物のチェックだけをやっているのではない事に気付かされました

普段は機能しているのでしょうか?
体調が悪かったら一刻も早く家に帰って寝たい
下手に検疫官に申告してグズグズ言われてたら面倒ですもんね


今回
完全武装した検疫官に機内に乗込まれた乗客の皆さん
ハードスケジュールで疲れている上に
機内で待たされてこんな人達に健康チェックされたら
影響されやすい人は発熱下痢してしまうでしょう


かつて一部地域の風土病だったはずのものが
飛行機と言う便利な移動機関のお蔭で
人の移動に伴って簡単に世界中に蔓延する時代

便利な文明の利器の恐い一面です




*

一人も感染被疑者も出ていないエジプトで
国内で飼育されている40万頭全ての豚を処分すると言うニュースがありました
当初の政府の隔離計画が議会で全頭処分に変更になったとか

NHKのニュースでは
外国人の為に豚が飼育されている
イスラム教徒のエジプト人は豚を食べないので困らないと
衛生問題として解説していました

しかしこれは明らかに宗教弾圧です

エジプトの人口の1割程はコプト教というキリスト教の1派です
彼らがこの豚を食べているのです

ヒンドゥー教徒が牛を食べないのは「牛は神聖」だからです
イスラム教徒が豚を食べないのは「豚は不浄」だからなのです
彼らは「キリスト教徒は豚を食べる」と説明を加えます

宗教の恐い一面です



* * *

国内では後半に雨が降ったものの
天候に恵まれたゴールデンウイーク

ただでさえ混むのに高速道路が一律1000円
それも都市部だけ例外ありの変則ルール

割引をして大渋滞を作り出す
ETCレーン渋滞????
何の為の割引なのでしょう

インフラの効率活用は
集中させずに分散化させる事

渋滞の発生しない路線は全て即日無料開放しましょう
無料化されれば料金徴収員も要らないし
平行の一般道路の通行量が大幅に減る
周辺住民の環境が改善する
一般道路の新設補修費も削減される

今も無駄な道路が作られている
高速道路に平行して高規格国道、広域農道、林道、、、

環状線の概念だけで建設中の圏央道千葉区間
千葉県は東も南も海の半島県
房総半島と茨城を結んでどうするの?



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厚生年金と企業年金の請求書式が届きました

何とも面倒なフォーム&添付書類です
戸籍謄本に住民票、住民票コード番号
配偶者の年金番号に配偶者の課税証明、、、、
定額給付金の請求書式まで送られてきたのでこれもついでに、、、、
結局
これらの書類作成に2日も掛かってしまいました
作った人の作った記入説明書は
本当に分かり辛い

この書類だけ書けば納めたお金を返して貰えるのだから
文句を言うのはここまでで止めておきましょう


* * *

赤土山活動も


4月26日無事キックオフ
41名参加で軌道に乗せる事が出来ました


先ずは明るいご町内を作ります


赤土山保存会のホームページ も更新しました
お立ち寄り下さい

こちらの方のアクセス数当HPより多いのは嬉しい様な悔しいような???

赤土山に振り仮名をふっていませんでした
「あかつちやま」と読むのです
郵便屋さんに「【あかどやま】って何処ですか?」と聞かれて気が付いた
作った人の作った説明は不親切



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2009年2月エジプト旅行記2

12日メンフィス、サッカラ、ダハシュール地区→寝台列車列車泊


日本から手配をしたガイド&車で今日は大名旅行

車はひたすら砂漠の中の高速道路で南を目指す
料金所は無いが料金所の新設工事をやっている
目的地を見つけても左折路は無し
左折する時は2キロほど行き過ぎてUターンして反対車線へ入り
2キロほど戻ってから右折する

脇道入ってもに立派な街路灯が並んでいる
脇道の途中の交差点で警察の検問

ギザから2時間ほどでメディムに到着

紀元前2600年建造の最初の真正ピラミッド
崩れてしまう以前は四角錐だったそうだ
要は
中身を作ってから外側を作ったが
4600年の歳月が外側を風化させて中身が露出しまったという話

遺跡到着から警察官が個別ガード
さすが観光立国である


公務員の彼が別れ際に当然のようにバクシーシの要求
墓守のおじさんからも退路を塞がれ金を要求されたが
銃を持ってお金をせびられては払わざるを得ませんでした


中腹まで仮設階段を登り
入口からはひたすら下り階段を下る
ピラミッド探検は足腰が丈夫なうちに来なくては



* * *

検問所の前でパトロールカーに道を塞がれる
運転手と何かやり取りをしている
やがてパトロールカーが先導を始める
たった1台の我々の車だけを警護すると言う

舗装路を離れ川沿いの脇道を山羊の群をサイレンで追い払い走リ抜ける
治安不安定地区なのだろうか?
パトロール警官にもバクシーシを要求されるのだろうか

手厚い警護に不安だったが
主要道に戻ると先に行けの合図

ホッとしました


運河で洗濯する人々
近年動いた形跡は無いが
運河に掛かる橋は全て可動橋


鉄道踏切は軍事拠点らしく番小屋には兵隊の姿も


* * *

ダフシュールの赤のピラミッド

光線の向きが悪く外形の写真が無い
(暑さで撮り忘れた)


例によって長くて狭い下り坂
下り終わったら張出し天井の部屋
見学用の梯子段を登って玄室に入る
誰も居ない
風の音がした
これを作ったスネフェル王は4600年後に
観光客に入られる等と想像出来なかっただろう


*


途中で設計変更したといわれている屈折ピラミッド
軍事施設内と言うことで近寄れませんでした


* * *


サッカーラの階段ピラミッド


砂漠の中に林立するピラミッド
ここからの風景が一番期待した通りの風景でした


突然 遺跡警備員がお祈りを始めました


* * *


カイロ市内への帰り道
道路工事中というよりは工事現場そのもの


*

今夜は夜行列車でアスワンへ向かいます

不安だったので現地代理店にサポート要請
ホームが2本だけのギザ駅には出発列車の案内板は無い
しかも通勤列車らしき列車が続々発着する
列車にも行き先表示は一切無い

雇ったガイドに依れば
駅長室で到着列車に遅延が無いかを確認して
アナウンスを聞いて待てば良いと言う


駅長室で見つけた時刻表
写真をクリックすると拡大して見られます
数字までがアラビア語
ウーン

アナウンスもアラビア語でした

30分ほど遅れて列車が到着
無事乗込む事が出来ました
乗れて仕舞えばもう安心

旅行ツアーの募集広告では豪華寝台列車と謳われ
1等寝台と書いてありますが日本の普通個室寝台
いやそれよりボロボロです

お休みなさい
明日はアスワンです


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