ゲストNO, 22515

<2010年11月更新>
更新内容
トルコの旅-6&7
トルコの旅-6

イスタンブール
*
トプカピ宮殿
イスタンブール駅
ガラタ橋
*
ボスポラス海峡
アナドルカヴァウ
ウシュクダーラ
ハイダルバシャ駅
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ドルマバフチェ宮殿
軍事博物館
新市街
ガラタ塔
*
地下宮殿
ブルーモスク
グランドバザール


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2010年トルコの旅-6

9月6日トプカピ宮殿、イスタンブール駅、ガラタ橋 イスタンブール 泊


イスタンブール3日目


ホテルの屋上テラスレストランで朝食
マルマラ海
フェリーや漁船が出入りし
手前をトルコ国鉄の電車が通る
交通の要所



ブラブラ歩いてトプカプ宮殿へ



* *

トプカプ宮殿



早朝からチケット売り場&入口は長蛇の列
入場料20Tr(=1200円)
(写真は夕方)


全体像の模型


「朝一番で入らないと混雑する」と言われ
先ずは
別料金(15Tr)を支払って
『ハーレム』へ


見事なタイル画


話し声が漏れない様にいつも水が流されていたとか


廊下の壁面のタイル画


スルタンのお風呂とトイレ



果物の間

















続々と波の様に押寄せるグループ見学者の群れ
でも
暫く待つと誰も居なくなる
ここでも結構ゆっくり見学できました




遠くから聞こえる音に誘われて、、、、


中庭で始まった「トルコ軍楽隊」
本当に元気がもらえます



博物館の内部は撮影禁止



トプカプの短剣    スプーン屋のダイヤモンド

これでもかと
宝石&黄金の宝物がザクザク

沢山あると有難味が減ってしまう
日本での特別展だったら
1つだけでも何時間待ちの大行列になってしまうのに、、、、
そう思い直して
お気に入りをもう一度じっくり眺めてみました



第4庭園から眺め

ボスポラス海峡が見渡せる
軍事的意味もあったろうけれど
この素晴らしい景観なら住んでみたい!



海峡側から見たトプカプ宮殿



* *


駅を目指して歩き出す

宮殿の外側の路地


トルコズボン?を売っていた



* *

イスタンブール(シルケジ)駅


宮殿の外庭に迷込み三角形の二辺を大きく遠回り

お陰でこんな景色に出会えました
信号扱い所には「イスタンブール」の表示



近郊電車               貨物入換え中のディーゼル機関車




イスタンブール駅(ヨーロッパ側)正面

国際列車の到着駅の面影は無く
残念ながら駅前は駐車場で車に占拠されていました


構内に入ると

閑散とした正面玄関と待合室


駅長室に入れてもらいました
奥は貴賓室
出発合図の鐘もありました



手前は長距離列車専用ホーム
奥はネットで仕切られた近距離列車専用ホーム



長距離ホームには「オリエントエクスプレス」の待合室になるレストラン
立っているのは駅長さん




国際列車用の切符売場
でも
お客さんは誰も来ませんでした



* *



駅前は交通の要所

路面電車、バス、タクシー、フェリー、、、、
ここは交通博物館ですね





*




エジプシャンバザールの外側の市場



ドックフードの量り売り            蛭まで売ってました



*




橋の袂には「鯖サンド屋さん」


揺れる船の上で鉄板で鯖を焼いていました
桟橋のおじさんから受取ります
熱々で美味しかったです


対岸は新市街、ガラタ塔



桟橋では釣りをしていました


二層のガラタ橋の上は路面電車も走り


下はシーフードレストラン街になっていています


橋のレストランからは行き来する船が眺められ
異国情緒?満喫
出来過ぎの景色での夕食
ビール&シーフードが美味かった!


夜になるとボスポラス大橋にイルミネーションが




路面電車でホテルに帰ると
ホテルの部屋から見える ブルーモスクが
ライトアップされていました





* * *


9月7日ボスボラス海峡、アナドルカヴァウ、 ウシュクダーラ、ハイダルバシャ駅 イスタンブール 泊


イスタンブール4日目


街歩きも慣れてきた
駅傍の店でトークンを買って
路面電車でエミノニュのフェリー乗り場へ

*

ボスポラス海峡

観光船は沢山あるのだが
黒海の近くまで行くのは料金も安い定期船だけ

10:30発に乗船
地元民の足とは言え
バスよりは割高なので旅行者の比率が高い
2階デッキの最前部に陣取る
初めガラガラだったデッキもやがて満席


対岸の新市街のガラタ塔が見える


ドルマバフチェ宮殿
明日、陸から訪問予定


綺麗な観光船だと思ったら
後部甲板にヘリコプターを載せた豪華なヨット
どんな連中が乗っているのだろう
上には上が居るものだ


やがてボスポラス大橋が見えてきて


海峡の一番狭い所に作られた
ルメリ・ヒサル砦の城壁



消防艇


別荘風の家並み


途中で立ち寄った
何となくリゾートぽい船着場
定期船なので港毎に人の乗降がある



生活感のある岸辺



黒海が近づいてくると怪しげな軍事施設?
シェルターの奥に何が??


海峡の先に黒海が見えてきた



終点
アナドルカヴァウ
砦観光と軍施設で成り立っている小さな村
白い制服を着た海軍将校を乗せた車が
細い路地を我が物顔で通って行く


観光客は港から砦を目指して急坂を登る
舗装路の両脇は兵舎
山道になってからは途中に幾つもの小さなレストラン
振り返れば海峡を行くタンカーが見える



頂上の砦


砦の黒海側は軍事敷地で立入り禁止



 
帰りはアジア側をバスで帰る

バスの発車時間まで20分ほどあったので
バス停前のファストフードで軽い食事
バスのエンジンが掛かったの慌てて店を出てバスに飛び乗る

途中の街の停留所で
運転手に「あのバスに乗れ!」と言われ
クラクションで止めてくれた前のバスに乗り継ぎ

江利チエミが歌っていたトルコ民謡に出てくる
「ウシュクダラ」の街に着く
期待したのですが
何の変哲も無い普通の街でした



魚屋さんでは真っ赤なエラを見せて魚を売っていました
大きな釣針に魚をぶる下げてのディスプレーが面白かった



トルココーヒー占い?
都合良く解釈しましょう!



可愛らしいミニバス

もう一度路線バスに乗り
アジア側の拠点カドゥキョイを目指す


*


ハイダルバシャ駅


イスタンブールのアジア側の駅




駅前には古い機関車


駅構内は往年の姿を残していました



既に入線していた夜行特急列車





アジア側から見たヨーロッパ側のイスタンブール
鉄道で旅していた人達は
どんな気持ちでこの景色を眺めていたのだろう
アジアへ向かう人、ヨーロッパへ向かう人



駅前には頻繁にフェリーが横付け


駅正面のフェリー乗り場


ムール貝に詰められたピラフ
次々手渡されたのを食べては殻を捨てる
食べ終わったら食べた数だけ精算
「わんこ蕎麦」みたいで面白かったし美味しかった



帰りの通勤客を待つドネルケバブのお店


どうせ同じ路線のトラムにも乗って帰るのだからと
一番遠くの新市街側へ渡る
船が当たり前の市内交通機関になっている素敵な街



ホテル近くの公園

お弁当を用意してラマザンの終わりの時刻を家族で待つ市民
真面目なイスラム教徒は
本当に日中全く食事をしないそうだ
静かに日没宣言を待っていた

黒いベールを被った素敵な女の子がこちらに手を振るので
写真を撮ろうとしたら
隣のお母さんに駄目だと遮られてしまった



*


9月8日ドルマバフチェ宮殿、軍事博物館、ガラタ塔 イスタンブール 泊


イスタンブール5日目

今日は新市街探訪
路面電車でガラタ橋を渡り終点で下車
宮殿まで歩く


ドルマバフチェ宮殿

オスマントルコのスルタンが住んだと言う宮殿

言語毎に分けられガイドに引き連れられての見学
自由行動も写真撮影も不可


警備兵は気軽に写真撮影に応じてくれた


ボスボラス海峡に面した門


大型のクルーズ船が入港していた


*

軍事博物館



館内はオスマントルコの武器等の展示

トルコ軍楽隊の演奏
何回聞いても元気がもらえる



*




街への途中
こんなゴミ回収車を見かけました


*




路地裏で可愛らしい電車発見


その後には車庫がありました


*

新市街


ブランドショップが並んでいるのですが
興味無し


一本路地に入れば庶民の生活の匂い


歩行者天国の真ん中
お目当ての路面電車に会えました
後は「ただ乗り」かな?


やっぱり路地裏が好きだな



*

ガラタ塔

新市街のシンボル

灯台だったり、監視塔だったりしていたとか

この塔は遠くからだと目立つのに
近くへ行ったら見つけられない
お巡りさんに聞いたりしながらやっと到着
迷った辺りは
昼でも何だか怪しげでした

現在は展望台

塔の上からの景色


正面に横たわる水面は「金角湾」
「金角湾」に掛かる橋が「ガラタ橋」
「金角湾」に隔てられた緑色の対岸の半島が「旧市街」
旧市街には 左側から「トプカプ宮殿」、「アヤソフィア」、「ブルーモスク」
その半島の裏側に見えるのが「マルマラ海」
「マルマラ海」から左へ繋がるのが「ボスポラス海峡」、「ボスポラス大橋」
ボスポラス海峡を隔てて対岸に見えるのがアジア側

余りにも出来過ぎの素敵な都市!



夕暮れの海峡


今日も日が暮れます


帰る頃には真っ暗
勝手に歩ける街が一つ増えました


今日で「ラマザン明け」
行事の一つなのでしょうか
こんな服装の若い子達が街を歩いていました


*


9月9日地下宮殿、ブルーモスク、グランドバザール 機中泊


イスタンブール6日目-最終日-


気持ちの良い朝です


ホテルはブルーモスクの直ぐ近く
オベリスクも見えます


最終日に残しておいたブルーモスクへ行くと、、、
周辺には大量の観光バス!
昨日見た大型客船の客がバスで大挙して押寄せて来ていたのです
延々の長蛇の列

作戦変更して地下宮殿へ行きました


*

地下宮殿


4世紀頃作られたと言う巨大地下貯水槽

小さな建物から階段を下りて入ります


ライトアップされた列柱


良く見ると
それぞれの柱の意匠が違います
ギリシャの神殿等の部材を活用しているのです



圧巻は「メドゥーサの顔」
迫力がありました


*

ブルーモスク



大観光団も居なくなり行列は短くなっていました


それでも20分位並んで中へ
こんなものかなの印象でした


*

グランドバザールまでは
歩いても10分位で行ける距離だったのですが
結構な上り坂

タクシーでも3〜4tr
楽をしようと思ったのが大間違い

大観光団のバスのお陰で旧市街が大渋滞

当然裏道も動けない
タクシーは渋滞を避けてバックしてはどんどん反対方向へ走る
まるで市内観光
遠回りしながらやっと到着

メーターは12tr
小銭が無かったので15tr渡すと
運転手君が「10trで良い」と5tr返してきた
結構いい奴でした

*

グランドバザール


何だか様子が変


聞けば「ラマザン明け」でバザールはお休み
6日間も近くのホテルに泊まっていたのに、、、


一軒だけお土産物屋さんが開いていました



*


トルコ最後のお昼御飯
ビールが旨い


ホテルに戻り
ピックアップの車に乗って空港へ
今日もトルコ航空は遅れていました


トルコの旅

 -おわり-



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