ゲストNO,
32644
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<2014年3月9日更新>
更新内容
舟めぐり
日本橋川
神田川
隅田川
長期都市計画
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お江戸・日本橋
ここは日本の道路の基点
日本橋
日本国 道路元標
日本橋は『橋』なのに
『橋』の上を『首都高速道路』が横切っている
『日本橋』を見るには川に下りるしかない
高速道路の下で
『日本橋川』に掛かる『日本橋』
東京の都市河川を巡ります
電気ボート『江戸東京号』
日本橋川を遡り 水道橋駅付近で神田川
柳橋から隅田川に出て 再び豊海橋から日本橋川に戻る
常盤橋 大正15年
旧常盤橋 明治15年
都内最古の西洋石橋
東日本大震災の修復工事中
江戸城外堀の石垣
石には何やら怪しい刻印
家紋?
高速道路の優美な曲線
再び蓋の様に覆いかぶさる首都高
錦橋 大正15年
すれ違う作業監視船
聞こえるのは
首都高速の大騒音
下水道ツアーの趣
一ツ橋 大正14年
雉子橋 大正15年
南堀留橋 昭和3年
江戸時代はここが外堀の終点
この先は
明治になって開削
だから
新川
新川橋 昭和2年
JRの小石川橋通架道橋をくぐると神田川と合流
首都高の蓋が取れました
神田川の脇に口を開けた
水道橋分水路出口
船でも通れる
洪水時に川幅を拡げる役目を果たします
後楽橋とゴミ運搬船
正式名
千代田区千代田清掃事務所三崎町中継所
高速道路の蓋が無くなりましたが
両側は
壁の様にそそりたつビル
全部
正面が道路側
川側はビルの裏側・バックヤードがずらり
ビルを建てた頃は
臭くて汚いドブ川だったのですから
当然と言えば当然
御茶ノ水分水路
都会の真ん中の不思議空間
仙台掘
江戸城普請の一環とし
仙台藩が神田山の開削工事を担当
中央総武緩行線と中央快速線の電車
ここで立体交差
中央快速上り線が緩行線の下をトンネルで抜けて来ます
御茶ノ水橋をくぐれば
聖橋
聖橋 御茶ノ水駅 御茶ノ水橋
この航海で一番の絶景の筈だったのに
御茶ノ水駅バリアフリー工事の
巨大な足場鉄骨と工事仮橋
残念
東京メトロ丸の内線橋梁をくぐり
JR中央総武緩行線の神田川橋梁
左には子供の頃から電車から見てたビリヤード場
万世橋を過ぎて浅草橋
屋形船の並ぶ柳橋
佃煮 柳ばし小松屋
柳橋の袂って言うけど 堤防の川側なんだよね
柳橋をくぐれば隅田川
さすがに広い
JR総武線隅田川橋梁
清洲橋
永代橋
浅草からの観光船とすれ違っただけで
小さな『江戸東京号』は木の葉の様に揺れる
豊海橋
ここから日本橋川に戻る
やがて
首都高6,7号線
環状線が日本橋川の空を覆う
空が覆われた地下宮殿の先が
終点『日本橋』
一時間半の船旅でした
都内の河川は復興途上?
臭くて汚かった都市河川
関東大震災の瓦礫処理の場所として
戦災の瓦礫処理の場所として
昭和の高速道路建設用地として
活用(?)されました
これが先人達の残してくれた風景
結果
まあ美しくは無いですね
今
『首都高速を撤去して昔の日本橋を』
そんな事を言ってる人達もいます
かつて
未来都市の姿を描いて『首都高速道路』を作り
堀を埋め、堀を塞いだ
日本橋の上を塞ぐ首都高速が開通したのは1963年
撤去が議論されている一方で
同じ1963年に策定された
『3環状9放射のネットワーク計画』に基づいて
今も粛々と道路新設工事は行われている
2020年東京オリンピック
東京はどんな街に
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<2014年3月21日更新>
更新内容
空飛ぶ和船
カラスの巣
和船回航
旧中川〜小名木川
扇橋閘門
大横川〜仙台掘川〜平久川〜大横川
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高い高〜い
いつもは水の上に居る和船が宙を舞う
横十間川親水公園から和船がクレーンで一艘々々吊り上げます
大型トラックに積み込み
イベント会場の旧中川・川番所桟橋へ向かう
旧中川へ降ろされる「和船」
後方は水陸両用バス「スカイダック」
早速
旧中川で自然河川を体感
横十間川親水公園に比べて断然広くて気持ちが良い
旧中川に架かる橋の上の長大構築物
都営地下鉄の橋上駅「東大島駅」が大きな壁となり
その橋下が風の通り道となって
時に風速7〜8メートル超す
油断すると
あっという間に10mも流されてしまう
見上げれば
駅の排水管の上に何かが見える
アップしてみれば
針金ハンガーで作られた「カラスの巣」
凄いね!
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イベントも終わった
3月19日
次なる操船会場へ船団を組んで和船6艘の回航大作戦
旧中川の川番所から
小名木川に入り西進して扇橋閘門
江東水面から東京湾水面に上昇
左折して大横川を南進
右折して仙台掘川を西進
左折して平久川を南進
右折して大横川に戻り西進
黒船橋桟橋へ
旧中川の川番所桟橋で出発準備
時刻は午前9時30分
26名の船頭衆が6艘の和船に分乗して黒船橋を目指す
大きな台船を曳く作業船とすれ違ったり
工事現場脇の細い水路を抜けたり
扇橋閘門を目指します
後扉は開けられていて、信号も「青」
ゆっくりと閘門内に船を進め
それぞれ両岸の吊り輪を掴み船を固定
やがて
「注水しますのでご注意ください」の案内放送
東京湾側からの水が注入され
水位が上昇
before after
1m程水位が上昇
水位が安定した処で前扉が上がり
信号も「赤」から「青」へ
開門当初は容赦の無い見事なシャワーカーテン
順次閘門を出て船団を組み直します
右折して大横川へ
12時少し前に黒船桟橋に到着
船を舫い
7km 2時間半の船旅を終えました
3月29日〜4月20日の土日
和船友の会は和船で花見船を運航します