ゲストNO, 34338

***********************

<2015年3月1日更新>
更新内容

芝焼き
経年劣化



***********************



芝焼きしました



芝焼きは季節との闘い
芝が芽を出す前に終えなければなりません
枯れた芝が乾燥していなければしっかり焼けません


風の無い日に焼きます
午前中は芝が湿っています
午後は風が出てきます

前日までに
レーキで丁寧にサッチを取り除き
準備をします



天気予報とにらめっこ
乾燥した晴れの日が続いて
雨が降る前に


見事に芝焼きは出来たのですが


無理したみたい

腰痛をカバーしながらの変な姿勢
背筋をすっかり痛めました


後遺症

1週間経つのに
まだ背中に大判湿布2枚!!


*



こんな時に限って物が立て続けに壊れます

母屋のブレーカー
テレビのアンテナ分配器

バキュームブロワー

分解はしてみたものの、、、
メーカーに修理依頼



ガレージの鉄製電動シャッター

錆びの固着で異常巻込み

可動部に溜まっていた砂や埃を高圧洗浄
注油
歯車位置を再セット
目で見える機械は本当に有難い


30年間一度も手入れしなかったのは不味かった




機械も道具も高齢化

どれもこれも経年劣化
こまめに
点検手入れをしなければ、、、、





先ずは 背中の湿布を張り替えよう






***********************

<2015年3月16日更新>
更新内容

南高梅
ネジ
チョロギ
筋肉協調



***********************



南高梅が咲きしました



白梅から2週間ほど遅れての開花

実が大きく梅干しに最適
メジロ、ヒヨドリ、ムクドリがせっせと受粉作業をしてくれます


*



昨年から続けていた

「ネジ整理」完了


何しろ中学生時代から捨てられずに残った宝物?


買った物 + 分解残留物

その種類の多い事
太さ、長さ、+、-、丸頭、平頭、ミリ、インチ
同じミリでも新JIS、旧JIS


同じ様に見えても
ナットの途中まで入っても
規格が合わなければ受入れてくれない


整理してなかったので
いざと言う時に直ぐ使えない
適当に購入
当然余る
更に未整理品が増えるの悪循環


1本々々
ナットとの組合わせチェック
気の遠くなる様な仕事
自宅安静療養者には最適作業でした




*



ネジみたいにトグロ巻いてるけど、、、、
何じゃコレ?



『チョロギ』

中学時代の友人が種芋を贈ってくれた
秋に収穫し正月に食べるのだとか、、、



種芋なので
放置されていた畑を1u耕して
60個植えた


腰と背中をかばって作業したら
肘と手首が痛くなった





腰から背中、肩から腕へ
筋肉は繋がって
助け合っている事を実体感







***********************

<2015年3月25日更新>
更新内容

鍛冶屋修業
左利き



***********************



房総のむら

正月の植木職に次いで鍛冶屋修業

『小刀作り』


鍛冶屋修業も色々
本職鍛冶屋師匠の手解きを受けられるのは
年に数日
しかも1日2人(午前1人、午後1人)



鍛冶屋は商家の街並みの一番奥


お店では
研修生1人に
師匠と助手職2人の講師陣



助手職さんに「地金に鋼をつけるのは難しいから師匠が、、、」と言われたが

「折角だからやってみたい」と志願

「やらせてみれば」と師匠



鋼を炉に入れて真っ赤にする
助手職さんがフイゴで炉に風を送ってくれる

鋼が真っ赤になったら取り出して
楔と金槌で切断

地金の上に鉄粉を振り掛け
その上に鋼を乗せて炉に入れる



熱されて真っ赤なったら
鉄床の上で叩いて鋼と地金を一体化

その後は
ひたすら炉で熱くして叩いて伸ばしての繰返し

小刀を目指す



全工程を一人で、、、

?????

「見ちゃいらんねえ!、かしな!」と師匠



「鉄の逃げ場作んなきゃ伸びようがないだろ!」

「ほら、やってみな」

「鉄床の角を上手く使うんだ」

「好きにやんな、後はどうとでも直してやるから」







小刀らしき形が出来たら


グラインダーで成形






「焼き入れは俺がやってやるよ」と師匠

職人が関わって鈍小刀を持ち帰らせる訳にはいかない
そんな心意気ビシバシ


言われるままに
朱色の釉薬を指で塗って師匠に託す


助手職が
雨戸を閉めて部屋を暗くする
師匠が
鉄の微妙な色で温度を見分ける

炉から取り出し
水に入れジュッ、直ぐに油に入れてプクプク、ポイ


早!!



「出来たよ」

「後は自分で研ぎナ」

「熱いから気を付けろよ」




400番ダイヤモンド砥石で研ぐ、研ぐ、研ぐ、研ぐ
中砥で研ぐ、研ぐ、研ぐ
仕上げ砥石で研ぐ、研ぐ、研ぐ


ひたすら研ぐ



『左利き小刀』 完成!!




師匠と色んな話


昔は左利きは直されたもんだがな

左利き刃物作りは難しいネ
全部逆なんだから、、、

どうやっても上手くはいかねえよ

腕をこうやって交錯させなきゃならないんだから



師匠
本音で語ってくれます



普通の人に
「左利きの道具」は使いにくい

それだけじゃない
普通の人には「左利きの道具作り」は大変だった





小学校での家庭科授業
「運針/雑巾縫い」

男子陣大苦戦

面倒だったので
先生に「やり方判りません」と言ったら

先生
左手に針を持ったものの





「小林君、君はやらなくていいよ」
無罪放免


向かい合わせでやって見せれば良いだけだったのに


ウッシッシ


昔から悪餓鬼だね






****************

「更新履歴の目次」へ

「2015年2月更新記録」へ