2009年2月エジプト旅行記2
2月12日
木
メンフィス、サッカラ、ダハシュール地区→寝台列車
列車泊
日本から手配をしたガイド&車で今日は大名旅行
車はひたすら砂漠の中の高速道路で南を目指す
料金所は無いが料金所の新設工事をやっている
目的地を見つけても左折路は無し
左折する時は2キロほど行き過ぎてUターンして反対車線へ入り
2キロほど戻ってから右折する
脇道入ってもに立派な街路灯が並んでいる
脇道の途中の交差点で警察の検問
ギザから2時間ほどでメンフィスに到着
紀元前2600年建造の最初の真正ピラミッド
崩れてしまう以前は四角錐だったそうだ
要は
中身を作ってから外側を作ったが
4600年の歳月が外側を風化させて中身が露出しまったという話
遺跡到着から警察官が個別ガード
さすが観光立国である
公務員の彼が別れ際に当然のようにバクシーシの要求
墓守のおじさんからも退路を塞がれ金を要求されたが
銃を持ってお金をせびられては払わざるを得ませんでした
中腹まで仮設階段を登り
入口からはひたすら下り階段を下る
ピラミッド探検は足腰が丈夫なうちに来なくては
* * *
検問所の前でパトロールカーに道を塞がれる
運転手と何かやり取りをしている
やがてパトロールカーが先導を始める
たった1台の我々の車だけを警護すると言う
舗装路を離れ川沿いの脇道を山羊の群をサイレンで追い払い走リ抜ける
治安不安定地区なのだろうか?
パトロール警官にもバクシーシを要求されるのだろうか
手厚い警護に不安だったが
主要道に戻ると先に行けの合図
ホッとしました
運河で洗濯する人々
近年動いた形跡は無いが
運河に掛かる橋は全て可動橋
鉄道踏切は軍事拠点らしく番小屋には兵隊の姿も
* * *
ダフシュール
ダフシュールの赤のピラミッド
光線の向きが悪く外形の写真が無い
(暑さで撮り忘れた)
例によって長くて狭い下り坂
下り終わったら張出し天井の部屋
見学用の梯子段を登って玄室に入る
誰も居ない
風の音がした
これを作ったスネフェル王は4600年後に
観光客に入られる等と想像出来なかっただろう
*
途中で設計変更したといわれている屈折ピラミッド
軍事施設内と言うことで近寄れませんでした
* * *
サッカーラ
サッカーラの階段ピラミッド
砂漠の中に林立するピラミッド
ここからの風景が一番期待した通りの風景でした
突然 遺跡警備員がお祈りを始めました
* * *
カイロ市内への帰り道
道路工事中というよりは工事現場そのもの
*
寝台列車
今夜は夜行列車でアスワンへ向かいます
不安だったので現地代理店にサポート要請
ホームが2本だけのギザ駅には出発列車の案内板は無い
しかも通勤列車らしき列車が続々発着する
列車にも行き先表示は一切無い
雇ったガイドに依れば
駅長室で到着列車に遅延が無いかを確認して
アナウンスを聞いて待てば良いと言う
駅長室で見つけた時刻表
写真
をクリックすると拡大して見られます
数字までがアラビア語
ウーン
アナウンスもアラビア語でした
30分ほど遅れて列車が到着
無事乗込む事が出来ました
乗れて仕舞えばもう安心
旅行ツアーの募集広告では豪華寝台列車と謳われ
1等寝台と書いてありますが日本の普通個室寝台
いやそれよりボロボロです
お休みなさい
明日はアスワンです
* * *
13日
金
→アスワン、カラブシャ神殿→ナセル湖クルーズ乗船
船中泊 1
続く
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