エジプト旅行記5

2月19日ルクソール下船→王家の谷、ツタンカーメン王墓
ハトシェプスト女王葬祭殿、 貴族の墓、ラメセス三世葬祭殿
ルクソール泊 1


3連泊したM/S.La Travitta号を下船

クルーズ料金に東岸西岸を1日で回るツアーが含まれていたが
ルクソールにはこれから3泊滞在予定だったし
キャンセルしても一切払い戻さないと言うので
差額精算の約束でルクソール西岸だけを専用車で訪ねるプランに変更

船着場のあった東岸から厳重警備の橋を渡って西岸へ渡る


メムノンの巨像

道路脇の空地に忽然と建っている
「沢山ある物の一つです」という扱い

少し車を進めるとゴミの山に埋もれた様な雰囲気の交差点
車がゴチャゴチャと無秩序に停まっている
そこがチケット売り場
西岸の遺跡のほとんどがここで事前に買わなければならない

ツアーに含まれない所は全てこちら払いの約束
「何処へ行きたい?」
各遺跡の立地、距離、規模の見当もつかないのに、、、、
ガイド君と相談し
ツタンカーメン王墓、ラメセス六世王墓、ラメセス三世葬祭殿、貴族の墓、、、、

彼が追加分のチケットを買ってきてくれたから良かったが、、、
やれば何とかなるのだろうが、、、
旅慣れていたつもりだったが正直少々怖気付いていた
イスラム・アラビア語圏も10日目だというのに
まだ仕組みに慣れられていない


* * *

王家の谷

チケット売り場から車を走らせ結構な山道をウネウネと登り
ゲートのある駐車場に到着
ガイドブックには自転車で西岸を廻る等と書いてあったが
余程の体力がないと炎天下では無謀だ
ビジターセンターでは「ツタンカーメン王墓発掘」のビデオをやっていた
結構見応えがあった。

そこからトラムに乗って更に登ると王家の谷の入口


王家の谷の景色は単なる採石場
殺風景というのはこんな景色

この下に沢山の王墓があるのですから
公開されているのは一部だけ
その王墓の中も撮影禁止


内部はお近くの本屋さんや図書館で「王家の谷・写真集」をご覧下さい
どこも素晴らしい装飾、別世界です
ツタンカーメン王墓
ラメセス六世王墓
トトメス三世王墓

セティー一世王墓
こんな階段を登ったところから入ります


観光客でいっぱいのツタンカーメン王墓の前の広場だろうが
至る所で発掘調査がされています


暑い日差しの下
調査隊は黙々と
作業員はダラダラと


* * *

ハトシェプスト女王葬祭殿


車で20分程移動しハトシェプスト女王葬祭殿へ
97年に乱射事件のあった場所だ

崖を利用して作られている



内部の装飾


就学旅行中のとっても明るい女の子達でした


子供が寄ってくると金をせびられて
うんざりしていたので
過剰な警戒心を反省


*

貴族の墓

貴族の墓は泥煉瓦造りの集落の中にある
正しくは
墓泥棒の末裔達が墓に住み着いている

墓の規模は6畳程と小さいのに
狭い入口で「カメラを預けろ」とカメラを取上げ
墓室に入れば出口を塞いで「マネー」と
出口でも金を要求し簡単にはカメラを返さない、、、
装飾は見事だが最悪の雰囲気

遺跡の前でガイド君が待っててくれるのが心強い

* * *

ラメセス三世葬祭殿


葬祭殿正面


色鮮やかな天井画








* * *

2月20日カルナック神殿、ルクソール神殿ルクソール泊 2
続く

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