2008年メキシコの旅 2
2月9日
土
テオティワカン遺跡
26771歩
メキシコシティーの中心街「ソカロ」から
地下鉄を3本乗り継いで「Autobuses de Norte駅」へ
行列について行くと
タクシーの運転手がしきりに声を掛けてくる
バス会社のカウンターがずらりと並んでいる大きなバスターミナル
中央のインフォメーションで聞くが面倒くさげに指差すだけ
まあスペイン語で何か言われても判らないけど
*
一番左奥から一つ手前のカウンターでチケットを買いゲートへ
バスが一杯並んでいるが行く先表示を見つけられない
係員らしき男にチケットを見せバスを教えてもらい乗車
観光バス風のリクライニングシート付きのバス
地元の路線バスと言う感じの客層である
出発前に何人かの物売りが乗り込んでは降りていく
渋滞にはまりながらバスはノロノロ走る。
幾つかの停留所で客を乗せながら
1時間近く走ったところで
バスが止まり運転手が何か言ってる
観光客らしい客が結構乗っているのに反応なし
バスは動こうとしない
先程、遠くに大きなピラミッドが見えていたし
不安になったので運転手にガイドブックを見せると
ここで降りろと言う仕草
後からゾロゾロと10数人が降りてきた。
言葉の通じない外国人に乗り越されて困った事があるのだろう
*
運転手の指差した方向へ歩き出す
道路脇の石造りの小屋から親父が出てきて何か言っている
駐車場の料金所かと思って無視したら、
遺跡のチケット売り場だった
駐車場を通り抜け簡単なゲートでチケットを見せ入場
テオティワカン(Teotihuacan)遺跡
死者の大通り、太陽のピラミッド、月のピラミッドが見える
暑くなる前に太陽のピラミッドに登る
標高の高いことも一因かも知れないが 急な階段が延々と続き息が切れる
月のピラミッド近くの「ジャガーの宮殿」の内部壁画
この宮殿に限らず、ピラミッドも漆喰が塗られ壁画が描かれていたそうだ
修復された今の姿は何なのだろうか?
本当の姿は極彩色だったのだろうか?
どうしても「古いものは渋くあってほしい」と思い込んでいる
私が居る
月のピラミッドから太陽のピラミッド、死者の大通りを見る
兎に角、広くて大きい
遠くの物が大きいので近くに見えたのである
遠近法を利用したディズニーランドの逆である
バス停までの帰りの道の遠かった事、、、、
*
ケツアルコアトルのピラミッド
ピラミッドを登るとその後ろにもう一つピラミッド
「トラロック」と羽毛の蛇「ケツアルコアトル」
雨の神様だそうだ
このピラミッドを覆い隠すように手前のピラミッドがあったとか
ピラミッドの上にピラミッドを作っちゃたんですね
路線バス地下鉄を乗り継いでホテルへ帰りました。
* * *
今回泊ったのは歴史地区にある「GRAN HOTEL」
素晴らしいのステンドグラスの天井、鉄扉のエレベータ等アールヌーボ様式
優雅な滞在をする予定でした
昨日チェックイン時にフロントで
「このホテルで明日結婚パーティーがあって少し煩いけど
メキシコの習慣だから許してね、承諾してくれるならこれにサインして」
サインしないと鍵を渡せないと言うので余り気にせずサインしました
何とパーティーは宴会場ではなくふきぬけのロビー
開宴は午後9時
それも大音響!!
優雅な舞踏会の様ではありましたが
寝られたものではありません
夜中の1時頃のガータートスで終わったかなと思ったら
大人達は部屋へ引き上げたものの若者達は終わらない
午前3時頃まで大騒ぎをしていました
昨日の書類には、「料金の交渉は申し入れないなど、、、、、」
全館貸切かと思える程、
文句を言っているゲストは居ませんでした
* * *
2月10日
日
テンプロ・マヨール/人類学博物館/闘牛
25632歩
ホテルから歩いてテンプロ・マヨールへ
何と日曜日は無料でした!
見学コースに従って歩く
テンプロ・マヨール(Templo Mayor)
取り残されたチャックモールが何かを訴えている
ピラミッドが何重にも重なって作られた様子が解るのは
スペイン人によって破壊されたお蔭?
街の中心部にこんな物が残っている
併設の博物館が素適でした
"Don't touch" "No flash"の表示
写真は撮れる、触れるほど展示品が身近にある
東京にも来てました
* * *
地下鉄で移動です
ゴムタイヤなのにレールもある??
緑の「Entrada」は入口
赤の「Salida」は出口
黄色の「C....+終点の駅名」は乗換え
これの表示システムが判ればもう地下鉄は恐くない
それに一寸でも困って立ち止っていると
「どうしたんだ?」モードでメキシコ人が声を掛けて指差してくれる
*
駅前のタコス屋さん
美味しかった、10ペソ(100円)
食べ終わったらライムをひと齧りして去ってゆく
かっこ良いので真似しようと思ったのですが
やるの忘れちゃった!
* * *
人類学博物館
日曜日は無料開放ということで
博物館は大賑わい
列に並び身分証&荷物チェック受け
入口付近で呼止られ「チケットを買え」と言われる
無料じゃないかと言うと
メキシコ人だけと言う
何だかとっても損した気分
でもメキシコ人達は一生懸命説明文を読んだり
それを書き写したりしている
物見遊山の観光客は有料でも良いか
勝手に納得
展示物は素晴らしい、展示法も美しい
"Don't touch" "No flash"の姿勢も太っ腹
直径3.6メートルの「太陽の石」アステカ・カレンダー
この写真では大きさが伝わらない
パレンケのパカル王の「ヒスイの仮面」
これが見たかったのだ
* * *
2月11日
月
移動(メキシコシティー→カンクン→チェチェンイツァー)
続く
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