2008年メキシコの旅 7
2月16日シュタクムビルシュナン洞窟/エズナー遺跡/カンペチュ 17250歩 カンペチュ泊



シュタクムビルシュナン(Xtacumbilxunan)洞窟


ユカタンドライブも6日目
地図を見る目にも余裕が出てきた
地図には公開されている遺跡の他に洞窟の表示
ガイドブックには何の記載も無いが
遺跡ばかりではと寄り道を敢行



管理人が鍵を開けて懐中電灯で案内してくれる

どうも鍾乳洞の様である


やがて大きな縦穴を見下ろせる場所に出る
昔 水汲みをしたセノーテとか
垂直に登る幅広の巨大な梯子が再現されていた



* * *

エズナー(Edzna)遺跡
カンペチュの南東50km


大きな地図はここをクリック




美しい遺跡公園である

5層のピラミッド

石段の半分は崩れ ロープにつかまってよじ登る


ピラミッドの重厚な正面階段の下は意外にもこんなに厚みが無い
どうなっているのだろう?


ピラミッドからの景観
毎回の事ながら苦労して登った頂上からの眺めは最高
疲れと心地よい風に つい大休止






裏側にはこんな漆喰装飾も残されている



* * *

カンペチェ(Campeche)

久しぶりに都会に到着
明るいうちにと町外れのサンホセ砦へ
標識も無く道を尋ねながら車を走らせる

線路を渡り左に緑の家の前の坂道を登り、、、


既に閉館時間で駄目だと言われたが 中へ入れてくれた

砦のある丘は絶好の展望台
夕方になると近所の人達が集まってくる
メキシコ人は家族を大切にしている

メキシコ湾に沈む夕日



*


城壁に囲まれた旧市街へはこの海門をくぐって入る

ソカロに面したカテドラル
子供相手の風船売りなど露天も出ている
夜九時を過ぎても街は賑やか


あちこちのテーブルでやっているのはビンゴ
カードに穴をあけるのではなくビンの栓を置いてゆく
誘ってくれたがカードに書いてあるのは「数字」でなくて「絵」
言葉もルールも分からず退散



* * *





2月17日 移動(カンペチェ→パレンケ) 13724歩 パレンケ泊



カンペチェ(Campeche)


今日はパレンケへの移動だけ
城塞都市「カンペチュ」の散策へ


先ずは山側 昨夜と反対の「陸門」を外側から
城壁の内側はこんな感じ
こんな教会もありました

綺麗な街並み

ごく普通の町並みも


鳩に餌をやる人

歩道が大理石!!
本当に昔は栄えていたんだね



ラソレダー砦は博物館になっていた




* * *







カンペチュを出て暫く旧道を西へ走る

海岸では小魚を干している


メキシコ湾に面した小さな港町
ここで海岸線の道を分かれ内陸へ


狭いが真っ直ぐの国道261号線


100キロ近いスピードでかっとんで来るフルトレーラーとすれ違う




集落に入ると必ず「トペ」という大きな突起が路面に現れる
徐行しなければ通れない
この場所には必ず子供の物売りがいる



このトレーラー止まっている様に見えますが80キロ位で走っています
路側帯?のある道では中央を半車線分を空けて
左ウインカーをつけて「先に行け」と道を譲ってくれる
反対車線の車も追い越しの為に道の中央を半分譲ってくれる
メキシコの交通マナーは最低だと言われたが
ユカタン半島でのメキシコ人のマナーはとても良かった

親切なのだがこれは正直かなりスリルがある



*

100キロ位で快調に飛ばしていると
突然、道路に黒いゴムタイヤを広げた帯が何本も置いてある

脇に土嚢が積まれていて
中の兵士が赤い小旗を振っている
後には銃を構えた兵士

軍の検問である

トランクを開けさせられ荷物のチェックを受ける
(勇気ある報道カメラマン撮影)



*


道路脇に機関車を発見!
出発点検中でした

草ぼうぼうのヤード

本当に働いてるカブースを初めて近くで見た


可愛い除草用トロッコ

*

午後3時前にパレンケのホテル到着

外はとんでもない暑さ
唸りを上げて稼働中の部屋のクーラー

大人の選択

どこへも出掛けずに
シエスタ&セルベッサ
(昼寝とビール)



2月18日 ボナンパック/ヤシュチラン遺跡
続く


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