2008年メキシコの旅 9
2月19日 | 火 | パレンケ遺跡→バラムク遺跡→チカンナ | 17678歩 | チカンナ泊 |
パレンケの街から車で20分
朝一番の涼しいうちにパレンケ遺跡を訪ねる
パレンケ遺跡(Palenque)
碑銘の神殿と宮殿
手前をオトルム川が流れている
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「宮殿」
宮殿中庭と天文観測用の塔
良く見ると中庭は装飾だらけ
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「碑銘の神殿」
内部にパカル王の墓が見つかった
中には入れない
ピラミッドの頂上に神殿が残っている
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「頭蓋骨の神殿」
最上階の建物の足元に頭蓋骨のレリーフ装飾がある
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「十字架の神殿」
壁面に描かれた様式化された「生命の樹」を十字架に見立てた
スペイン人の命名である
「葉の十字架の神殿」と「太陽の神殿」
パレンケの遺跡は
スペインの調査団の失火略奪によって破壊されたと
ガイドブックには書かれている
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パレンケの博物館を訪ねる
パカル王の石棺はレプリカでも見事
本物を見てみたい
マヤ文字の石板
素晴らしいデザイン装飾文字である
まるで「毘沙門天」の様な土偶
ヒスイの仮面群
パカル王の仮面は国立人類学博物館にある
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午後はパレンケ地区からカラクルム地区へ400kmの大移動
半分以上は一度走った国道 186号線
それだけでも気分が違う
この標識は州の検問所(税関?)
バス、トラックは念入りに調べられる
何度か経験すると慣れてくる
「スペイン語は話せるか?」とスペイン語で聞かれる
にっこり笑って
「ポキート(少し)」と答える
更に すかさず「ウノ(1)、ドス(2)、セルベッサ(ビール)!!」
もう一度にっこり笑って ハイ お仕舞
メキシコ人は兵隊も役人も皆んな陽気でいい奴だ
乾季だと言うのに暗雲そして土砂降り、、、、
路肩に退避する場所も無い
今回初めてのエスカルセガ(FranciscoEscarcega)からは
とんでもないウネウネの田舎道を覚悟していたが
何と
高規格の滑走路の様な直線道路
集落で減速させられるトペも無く
オートクルーズ120キロ設定したら
後は手も足もじっとしてすること無し
これは逆に結構疲れた
一部に工事中の場所もあったが
日本の地方国道並に舗装管理もされているし
車は少なく平坦で真っ直ぐ走りやすかった