2012年スペイン+αの旅 2





* * *

6月16日マドリッド→クエンカクエンカ泊


部屋でパンと紅茶の簡単な朝食
3日間のマドリッドでの時差解消&現地融合休養を終え
今日から
いよいよレンタカーの旅の始まり


荷物をまとめていざ出陣
8時半にホテルに呼んでもらったタクシーでアトチャー駅へ
昨日
複雑な駅構内の下見をしてたので
レンタカーオフィスに難無く到着

国際運転免許、日本の免許証、パスポート、クレジットカードのチェックを受けて
書類手続きは完了
小さなバックに入ったカーナビも借りる
オフィスから駐車場までが500mもあって遠かった


車は黒のメルセデスA

全額免責の保険には入っているが
小さな傷も見逃さずに仔細にチェック
「1px5pは傷じゃない」などと言いながら
係員は面倒臭そうに記録する

ワイパーとウインカーが同一のレバーだったり
手動のリミッターが付いていたり
色んな仕掛けがある
30分ほど車やナビの使い方を習って
いざ出発



日本語を喋ってくれる賢いナビ
入力は英語選択

出発して直ぐには阿吽とは行かず
道に迷いながらも
市内の路地裏を
何度もぐるぐる回ってマドリッド脱出

街を出れば道はガラガラ

先ずは慎重に、、、
A3からA40と続く高速道

やがて
制限速度の120キロでぶっ飛ばす

ところが
中央分離帯付き片側2車線の高速道が
いきなり
街中のロータリーに突っ込んで
クエンカの街に突然到着



ここからは
旧市街の路地裏道路
狭い一方通行、変形ロータリー、変則分岐、急坂、、、

右往左往しながらも優秀ナビ君のお陰で

旧市街外れに建つ今夜の宿のパラドールに到着

本日の走行距離196km


「車は何処へ止めても良い」と言うのだが
狭く既にギチギチの満車状態
運良く車が一台出て行ってくれてさっそく駐車場所確保
部屋も準備されていて直ぐチェックイン


鍵をもらって部屋へ入る


部屋は真っ暗
かすかな光を頼りに窓を開けたら

宙吊りの家の真正面、最高の景色!!


心憎い仕掛けに感動
(単に入口の電気のスイッチが見つからなかっただけですが、、、、)


出掛けるなんて勿体無い!



外はとにかく暑いので
部屋でダラダラ昼寝
ナビに今後の行く先登録をしたり
アルハンブラ宮殿の入場券予約をしたり、、、


4時過ぎに街へ出て

対岸の宙吊りの家


犬を連れてのお散歩


路地裏へ入ってみたり、、、
何とも危なげな補強を見つけたり、、、


まだまだ日差しが強くて暑い

外のバルよりホテルの部屋が最高と

早々に
ビールと水を買ってホテルへ退散

部屋で出来過ぎの景色を肴にビールを2缶


その頃

ホテルの中庭では結婚披露宴の準備


車も出番を待ってます



涼しくなった8時過ぎに街へ出て

9時を過ぎるとやっと夕暮れ


バルでビールを飲んで晩飯




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6月17日クエンカ→アランフェス→トレドトレド泊







街を眺めながらの
ルームサービスでの朝食
(エキストラチャージ無しのサービスでした)

宿泊料朝食付きで210ユーロ
ホテルは使い倒さなくては、、、




*


今日はアランフェス経由でトレドまで走ります




アランフェス

王宮
ハプスブルグ家の別荘だったとか
素敵な宮殿らしい宮殿です




王子の庭園
保養地の広大な公園

景観が世界遺産に登録されていると言うので立寄ったのだが、、、、


暑さもあって早々に退散


*



今日の目的地トレドの街に到着

カーナビで目的地をカテドラルを指定したので
車はどんどん街の中心へ
(当たり前か?)
道が狭くなる前にと
早々に有料駐車場を見つけて駐車


インフォメーションで地図をゲットして
街歩きに出掛ける


ここがスペイン・カトリックの総本山

日本人の団体さんも一杯


内部は

キンキラキン!


黄金&宝石
その他
エルグレコらの宗教画が一杯

私の趣味で無い事を再確認



*

ユダヤ教の教会

トレドに残る最古のユダヤ教の教会とか

街をぶらぶらしてから
車で今日の宿泊予定のパラドールへ



パラドールはトレドの街を見下ろす丘の上
部屋からの景色がこれ!



景色を肴に
部屋ベランダで飲むビールは最高!


10時過ぎにやっと日が暮れました



本日の走行距離220km




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6月18日トレド→コンスエグラ→ウベダ→グラナダグラナダ泊


スペインの日の出は遅い
7時頃である
8時頃ノコノコ起きて
雄大な景色を独り占めして優雅に朝飯



トレドの街を後にして南下


途中の山の上にお城の跡




*



ラマンチャの風車の村「コンスエグラ」



計画通りとご満悦


大型バスも登って来る丘の上

カーナビ君が優秀な事に気が付かされる
近道をするのである
それもとんでもなく狭い村の道を

この時は感心したのだが
この後
何度も泣かされる事になる





*



途中
休憩も兼てウベダの街に立寄る

世界遺産に登録されているのだが
観光客も居ない静かな小さな街
日中という事もあって住民も見掛けない



閉店間際に昼飯に入ったレストラン


ウベダの誰も居ない街並み




*



この後
高速を1時間ほど走ってグラナダの街へ
何処にも寄らずに
今日の宿へ向かう


宿はアルハンブラ宮殿の中
宮殿入口の誰も居ないゲートは遮断機が閉まっている
(予約の時にセキュリティーに予約票を見せろと言われたのだが、、、)
一方通行の道を何度か走り
無人ゲートをタクシーが入るのを発見

何と
ゲートにインターホンがあり
名乗るとゲートを開けてくれるのだ
な〜んだ




宮殿へ向かう観光客の歩く道を車で走る
ちょっと優越感


パラドールの入口

フロントへの通路

中庭

良かったのはここまで



客室は
デザイナーが勝手に遊んだ現代風
何でこんなにしちゃった?
雰囲気ぶち壊しの使い勝手の悪い
最低の内装設備
写真を撮る気にもならなかった


ここは立地だけが取り柄ののパラドールでした




本日の走行距離432km




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6月19日 グラナダ市内、アルハンブラ宮殿グラナダ泊


続く


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