2012年スペイン+αの旅 11





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6月27日リスボン市内(ベレンの塔、ジェロニモス修道院、国立馬車博物館、市電博物館)リスボン泊



今日も
リスボン・カードでお出掛け

市電、市バス、郊外電車などの乗り物が乗り放題
博物館などが無料や割引になる

ホテルの3連泊プロモーションで貰いました
買えば24時間有効で18.5ユーロ

使い方はスイカと同じ

博物館では窓口で見せると入場券を発行してくれる



ロシオ駅から

グリーンラインでカイス・ド・ソドレ駅へ
市電に乗換え
ジェロニモス修道院の次の停留所で下車


歩道橋で広い道路を渡り海岸線へ





ベレンの塔

1520年に完成した監視塔



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ブラジルへの単独飛行をした複葉水上飛行機のモニュメント

F400 ルジタニア

1922年
大西洋を越えてリスボンからリオ・デ・ジャネイロまで飛行




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発見のモニュメント

エンリケ航海王子、バスコダガマ、マゼラン、宣教師ザビエル、、、
大航海時代の英雄達




未開国「日本」も1541年に発見されてました



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ジェロニモス修道院



サンタマリア教会

バスコ・ダ・ガマの棺



修道院の回廊



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ベレン宮殿
(現 大統領公邸)

サーベルを抜いて入口を守る衛兵




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国立馬車博物館




どれも豪華な装飾なのですが
館内が薄暗く
「おとぎの馬車」というより「葬送馬車」

キャビンの振動を抑える努力が見られます



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リスボン市電博物館

博物館は現役の車庫の中

正門を入り守衛室へ行くと
博物館のおじさんがこっちへ来いと呼んでくれます


昔の事務所がそのまま残されていて
切符や写真、模型など小さな展示がありました

これ 回数券

ゆっくり見ていると
さっきのおじさんが未だか未だかと様子を見に来ます


見学者は我々だけ
痺れを切らしたおじさんが
又、「こっちへ来い」と誘います


外へ出ると
目の前には小さな市電

「これに乗れ」と誘います


途中で何度か手動でポイントを切り替えながら
博物館の本館まで構内を走ります

「貸切」です!


線路はありませんが昔の車庫でしょう





不思議な機械?
右は1927年製のレール溶接機
鉄道技術展で見たのと同じ仕組みです


三階建てバス!!


車庫の外にはトラバーサ
パンタが可愛い



見学を終えると

ポールをくるりと廻して
市電で正門まで送ってくれました



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テージョ川に架かる4月25日橋

大型客船が入港していました
国立古美術館前の丘から



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28番の市電でホテルに戻り
シエスタ


夕方
バスでサン・ジョルジュ城へ出直しました

バス停が見つけられないでいると
コーヒーを飲んでいたおじさんがやって来て
案内してくれました


バス停に
ホームレスがいました
大きなシェパードを連れた青年でした
自分で食事をし
犬に餌をやり
荷物を綺麗に並べ直して
悠然と散歩に出掛けて行きました



来たバスに乗り急坂を登り終点下車
城門前に着きます



サン・ジョルジュ城



閉館間際で人影無し


ガスっていて見晴らしは良くありません


帰り道
クジャクに出くわしました



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 最後の晩餐?
今回の旅で食べ損なっている物がありました
毎回探していたのですが
遂に発見!


「かたつむり」です


ちょっとしょっぱかったかな?


黒いエプロンをしているのがウエイター

注文もそこそこに直ぐ店へ戻ります
料理を運んでいる途中でも迷わず急いで引き返します


サッカー欧州選手権のテレビ中継
スペイン・ポルトガル戦

7つの丘に囲まれたリスボン
街全体からからうねるような歓声が響きます

試合はPK戦に
熱気ムンムン


結果は
2-4で ポルトガルの負け
街中から落胆の呻き声


さっきまでの熱気が嘘の様に静まり返り
葬列の様な人の流れ
トボトボと家路についてたのでしょう



一緒に盛り上がって
ホテルに引き上げたかったナ










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6月28日リスボン市内→パリ機中泊

続く


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