2010年トルコの旅 4





* * *

9月4日ウルファ→ガジアンシップ→イスタンブール イスタンブール 泊



強制ラマダン(断酒)明けの朝

ビュッフェスタイルなので苦労は無いが
かつての共産圏の様な
愛想の無いレストランで朝食



ミニバンにピックアップされて
ツアー再開
昨夜の他のメンバー
アルコールは無かったが
きちんと夕食は食べられたとか


途中
トキの保護園に案内されたが
トルコのトキは黒い
白くないのには少々がっかり
(従って写真も無い)
皆が興味を持ったのは
道路の反対側




*

ユーフラテス河


とうとうと流れるユーフラテス河
荒野を流れているのに澄み切っている




最後に残った7人で記念撮影
オーストラリア夫妻、アメリカ娘、我等2人、イタリア夫妻


彼らとはもうすぐお別れ


パン屋さん
手を振ったら売りに来られちゃった


可愛い市内バス



ガジアンシップ目指してひたすら走る




*

ガジアンシップ考古学博物館


ダムで水没する遺跡から移設されたモザイク画





幾何学模様が素敵でした



*



イスタンブール空港



カッパドキアまで
陸路を8時間かけて帰るツアーと別れ

我等は
ガジアンシップから空路イスタンブールへ



何事も無いかの様に飛ぶTK2223便




到着空港で
事件が待っていました



荷物の回転台の前に群がる人、人、人


回転台の周りの人が少しずつ減り

誰も居なくなり

回転台が静かに止まる


?????




不気味な静寂



ロスト・バゲッジ


係員に案内されて

カウンターへ行くと
すかさず
「コーヒー? ティー?」

更に
「ホテルまで届けるから、ここで待っていなくても大丈夫」
いたって普通の冷静な対応

「何時頃届くんだ」
「明日までには、、、」

「着替えも何も無いんだぞ!」

「………」

「マネージャーを出せ」
「国際線到着ロビーに居るからそこへ行け」

「こちらへ呼べ」と電話をさせたら
「マネージャーは帰ってしまった」の回答

その後、担当はカウンター内に篭城

既に1時間以上経過


今回初めて「セットの旅行保険」に入っていたのを思い出し
一回も読んだ事の無い規約をチェック

『航空機寄託手荷物遅延補償』
荷物が届くまでに購入した必要品を上限10万円まで補償
証明書と領収書が必要


こちらも貴重な時間

手荷物遅延の証明書を書かせてホテルへ向かう




ホテルに着いても解く荷物がない

さて、どうしよう

腹を立てても何も解決しない

前向きに考えよう

「10万円の大買出し」に街に出る
知らない街で
突然に必需品を買うことがどんなに大変だったか、、、

お店の閉店時間に追い込まれ
目標の1割にも達せず数千円で作戦終了

こんな物しか揃えられませんでした

歯ブラシはブラシ部分が大き過ぎ、 選んだのは子供用




*



買出しが終わってホテルに帰ったのが午後9時


もう一度、街に出て遅めの夕食


どこかで景気の良い音がする
音のする方へ歩いてゆくと


トルコ軍楽隊
とっても元気の出る演奏でした



帰る途中
パトロール中の美人警官に遭遇
写真を撮っても良いかと聞いたら

OK


わざわざ
バイクにまたがってポーズをとってくれました


イスタンブール、大好き!




ホテルの客室から見えるブルーモスク


パジャマも無かったけれど
荷物の何も無い部屋で
おやすみなさい

イスタンブール






9月5日国立考古学博物館、装飾タイル博物館、アヤソフィアイスタンブール 泊2

続く



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