2010年トルコの旅 7



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9月7日ボスボラス海峡、アナドルカヴァウ、 ウシュクダーラ、ハイダルバシャ駅 イスタンブール 泊


イスタンブール4日目


街歩きも慣れてきた
駅傍の店でトークンを買って
路面電車でエミノニュのフェリー乗り場へ

*

ボスポラス海峡

観光船は沢山あるのだが
黒海の近くまで行くのは料金も安い定期船だけ

10:30発に乗船
地元民の足とは言え
バスよりは割高なので旅行者の比率が高い
2階デッキの最前部に陣取る
初めガラガラだったデッキもやがて満席


対岸の新市街のガラタ塔が見える


ドルマバフチェ宮殿
明日、陸から訪問予定


綺麗な観光船だと思ったら
後部甲板にヘリコプターを載せた豪華なヨット
どんな連中が乗っているのだろう
上には上が居るものだ


やがてボスポラス大橋が見えてきて


海峡の一番狭い所に作られた
ルメリ・ヒサル砦の城壁



消防艇


別荘風の家並み


途中で立ち寄った
何となくリゾートぽい船着場
定期船なので港毎に人の乗降がある



生活感のある岸辺



黒海が近づいてくると怪しげな軍事施設?
シェルターの奥に何が??


海峡の先に黒海が見えてきた



終点
アナドルカヴァウ
砦観光と軍施設で成り立っている小さな村
白い制服を着た海軍将校を乗せた車が
細い路地を我が物顔で通って行く


観光客は港から砦を目指して急坂を登る
舗装路の両脇は兵舎
山道になってからは途中に幾つもの小さなレストラン
振り返れば海峡を行くタンカーが見える



頂上の砦


砦の黒海側は軍事敷地で立入り禁止



 
帰りはアジア側をバスで帰る

バスの発車時間まで20分ほどあったので
バス停前のファストフードで軽い食事
バスのエンジンが掛かったの慌てて店を出てバスに飛び乗る

途中の街の停留所で
運転手に「あのバスに乗れ!」と言われ
クラクションで止めてくれた前のバスに乗り継ぎ

江利チエミが歌っていたトルコ民謡に出てくる
「ウシュクダラ」の街に着く
期待したのですが
何の変哲も無い普通の街でした



魚屋さんでは真っ赤なエラを見せて魚を売っていました
大きな釣針に魚をぶる下げてのディスプレーが面白かった



トルココーヒー占い?
都合良く解釈しましょう!



可愛らしいミニバス

もう一度路線バスに乗り
アジア側の拠点カドゥキョイを目指す


*


ハイダルバシャ駅


イスタンブールのアジア側の駅




駅前には古い機関車


駅構内は往年の姿を残していました



既に入線していた夜行特急列車





アジア側から見たヨーロッパ側のイスタンブール
鉄道で旅していた人達は
どんな気持ちでこの景色を眺めていたのだろう
アジアへ向かう人、ヨーロッパへ向かう人



駅前には頻繁にフェリーが横付け


駅正面のフェリー乗り場


ムール貝に詰められたピラフ
次々手渡されたのを食べては殻を捨てる
食べ終わったら食べた数だけ精算
「わんこ蕎麦」みたいで面白かったし美味しかった



帰りの通勤客を待つドネルケバブのお店


どうせ同じ路線のトラムにも乗って帰るのだからと
一番遠くの新市街側へ渡る
船が当たり前の市内交通機関になっている素敵な街



ホテル近くの公園

お弁当を用意してラマザンの終わりの時刻を家族で待つ市民
真面目なイスラム教徒は
本当に日中全く食事をしないそうだ
静かに日没宣言を待っていた

黒いベールを被った素敵な女の子がこちらに手を振るので
写真を撮ろうとしたら
隣のお母さんに駄目だと遮られてしまった



9月8日ドルマバフチェ宮殿、軍事博物館、ガラタ塔イスタンブール 泊5

続く



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