画家ゆかりの宿・江澤館

子供の頃、
何度も仁右衛門島には連れて来てもらったが、
一度も泊った事は無かった。

「画家ゆかりの宿・江澤館」
場所は仁右衛門島・渡船の乗り場脇。

江澤館本館

木造4階建だが4階部分は別の地盤に建っている。
現在消防法の関係で4階は宿泊不可。

洋画家・安井曾太郎が逗留して海の絵を描いた宿。

彼の作品をネットで調べてみて驚いた。
子供の頃から知っているおばさんの絵。

「金蓉」安井曾太郎作

実家にこのポスターが飾られ、いつも見ていた。

親父がこの画家を好きだったのか、
作者名など知らなかったが、今回の発見。
不思議な縁。
親父は泊った事があるのだろうか?

本館3階角部屋 11号室 欄干越しに太平洋。
手入れの行き届いた和室。
昔だったら絶対この部屋を選んだのだが、、、
古い造りでトイレ付ではない。
夜中に何度か起きる身には少々つらい。

宿の主人に依れば、
「今は観光客を泊めず、行商の人を泊めている」

ビジネス客とは呼ばず、「行商の人」と呼ぶ。
まだまだ昭和が残っていました。
玄関にはピカピカの黒革靴が揃えられていた。

団体客を泊めていた名残の「お部屋割表」

今夜の泊まりは別館2階「あけぼの」

木造本館玄関から道路の下の地下道を通って、
昭和色濃い鉄筋コンクリート造りの別館。

海の見える角部屋

実はこの部屋、海にせり出している。

防波堤が新設され道路が作られてしまったが、
部屋の窓から直接竿を出せば釣りが出来る。

部屋の下は船溜まり

窓下の海の中を潜って狩りをする鵜が見えた。

房総ならでは海の幸いっぱいの夕食。

食べ残しては料理に失礼と、
追加々々で日本酒4合も吞んでしまった。

*

翌朝、カーテンを開ければそこから日の出。
春になれば海から昇る太陽が拝められる様子。

部屋からの日の出

居心地の良さに10時過ぎまで宿でごろごろ。

今回の旅で南房総を目指した訳は、
お花畑。

宿で貰った無料券で菜の花狩り。

和田浦の花畑を目指したら、、、
荒れた温室や荒涼とした畑?

途中の花畑もチラホラと言う感じ。
こちらも後継者不足とか。

「道の駅ちくら・潮風大国」の前でやっと花畑。

小さな農家が寄り添って花摘みをやっている。

折角ここまで来たのだから、野島崎へ。

間もなく日の入り。

南房総1泊2日の旅、
太平洋の日の出から日の出まで、満喫。

波の伊八の彫刻巡りをしたり
静かなのんびり旅が出来ました。

お天道様とちょっと遊んでみました。

Posted by kobasan