自家製「からすみ」
自家製「からすみ」
事の発端は、12月4日、魚屋の店頭で見つけた魚卵
ボラの卵
ご丁寧に「刺身・カラスミ用」と書かれている。
1500円でカラスミが出来る!!!
失敗したら1500円丸損???
挑戦してみました。
先ずは血抜き。
水の中で血管に針を差し、その穴から血を押出す。
ひたすら針で穴を開け、スプーンで押出す。
一腹で1時間も掛かってしまった。
暫く水に浸けて血抜き。
押出せなかった血が自然に出てくれるのを待つ。
血抜きが終わったら、天然粗塩で塩漬け。
冷蔵庫で毎日塩を補充しながら7日間、脱水。
脱水して充分硬くなったら、
塩を洗い流し、水に浸けて塩出し。
毎日水を換え、
当初の魚卵の柔らかさに戻った処で、塩出し終了。
焼酎に漬ける。
1日焼酎に漬けたら、干し始める。
風通しの良い日陰で寒風に晒す
程良い硬さになったので試食。
上出来、上出来。
酒が美味い。
「カラスミの作り方」をネットで検索すると情報が沢山ある。
それぞれの期間が3日から1か月とレシピ色々。
どのレシピを頼りにするかが最大の課題だった。
が
終わってみると、
一番不親切で役に立たないと思った記事
「期間は職人の勘」が一番適切だったと思う。
考えたら当たり前。
ボラの卵だって個体差がある。
まして気候はいつも同じでは無い。
カラスミ作りの「肝」は指の感触、硬さだ
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