佐渡の旅②
佐渡といえば金山!
ユネスコ世界遺産
史跡 佐渡金山

世界遺産指定で大混雑の熊野古道同様に、
インバウンド客で、、と思ったら、ひっそり閑散。
佐渡金山の坑道総延長は400㎞、坑口は400。
観光用に一般公開されている坑道は2つだけ。

宗太夫抗
国史跡
江戸時代の初期に開削された手掘り坑道。

江戸時代の坑道は低くて将棋の駒型。
金鉱脈を求めて、前後左右上下へと掘り進む

鏨(たがね)と槌(つち)で掘り進む金穿大工。
鏨は1日に何回も交換。
摩耗した鏨は山鍛冶が焼入れ・研直し・再鍛造。
海面下90mまで掘り進んだ為、

排水の為に人力排水装置で地上まで汲上。
江戸時代でも見事な分業制度。
道遊坑
国重要文化財・国史跡
明治32(1899)年に開削された機械掘り坑道。

観光用にコンクリート舗装。



トロッコの奥は鉱石積込機。
鉱石トロッコは立坑エレベータで地上へ。


機械工場(電車車庫)脇の引き込み線

折り畳み式の蓄電池機関車の運転台。
狭い立坑エレベータに乗せる時は
車軸上ピンを軸に上に折畳む。

狭い坑道内での作業を可能にし、
バスケットを上に持ち上げれば
エレベータにも乗せられるコンパクト設計。
機械工場(電車車庫)
機械工場(電車車庫)内部


1度に一晩で機関車2台に同時充電。
フル充電で16km走行可能。




大型旋盤

「整理整頓」
ワクワクする光景。
観光旅行が鉄分補給旅行になってました。
世界遺産に指定されたのに混む事も無い。
そしてそのお陰て驚いた事に
旧建築物を含む全てのトイレ内部が改装され
ピカピカで清潔な上にウォシュレットまで完備。
(加齢でトイレが近くなった爺さんレポート)
つづく
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