ラキ 窓枠復元②

50周年に間に合った「ラキ窓枠」補修。

実は間に合ったのは前方部分だけ。

後ろの窓は未完成。

測量図

全ての部材が失われていたので新調します。

窓枠の組み手。

鎌毛引き

欠き取り部分を罫書きます。

専用工具が無いので、
60年以上前に親父に買ってもらった電動工具。

手作り治具で位置決め加工します。

引手穴も治具を作って開けます。

窓桟が出来たら仮組み。

今回は、引き違い窓。
「鴨居」と「敷居」も作ります。

作業台に固定してルーター加工。
テスト片を使って位置&深さ調整。

加工手順を慎重に検討。
「のりしろ」ならぬ「押さえシロ」が必要。

敷居の完成。

「鴨居」「窓枠」「敷居」の仮組。

専用作業場を持てない木工所は
①木屑の片付けの簡単な庭
②大型材料を固定出来るベランダテーブル
③直角平面の正確さを出せる食堂テーブル

家中が作業場です。

幼稚園が終われば猫の手も借りられます。

それまでに全ての危険道具は撤収。
作業は順延。

道具の揃った家具屋さんだったら数時間の作業、
素人DIY職人は1か月掛けて楽しんでいます。

Posted by kobasan