ネパール・ヒマラヤの旅⑥
アスタム村「はなの家」
標高1500mアスタム村のホテル。
「はなの家」
5棟10室だけの農村リゾート。
2泊3日、客は我ら2人だけの「リゾート貸切」
コロナの影響で客足が戻らないそうだ。
申し訳無いが、ラッキー!
客室からのアンナプルナの眺めは雄大。
山の景色は朝が一番。
部屋のベランダから外を見れば、、、
正面で一番大きく高く見えるのは
高く見える山が高い訳では無い、
近くの山は高く見えてしまうのだ。
マチャプチャレの右側に見えるのが
左から アンナプルナ4峰(7,527m)、アンナプルナ2峰(7,937m)、ラムジェン・ヒマール(6,986m)
朝日を浴びて斜面が光るアンナプルナ4峰と2峰。
アスコット村散策
朝食を済ませて村の散策。
のどかな農村風景
草をはむ牛と、支度をする農夫。
牛に鋤を曳かせて耕作が始まった。
農業の原風景
ヒマラヤの山懐の農村。
行き止まりの農家。
この家のおじさんが出て来て立ち話。
「景色の良い処に住めて良いね」と言ったら、
「仕事が何もない困った処だ」が答えだった。
散歩なので、こんな路地へも入ってみた。
農家の庭先でおばちゃんに声を掛けられ、
鎌で剥いたグァバをもらった。
バナナもなっていた。
同じ道を戻るのはつまらないと、散歩を続ける。
宿は見えるのだが、、、
そこへの道が見つからない。
農家のおばちゃんに尋ねたが、指差すばかり、
棚田の畦は幅が狭く、段差はどこも1~2m。
行き方が判らず、ウロウロしていたら、、、
棚田をヒョイヒョイ飛び降りて先導してくれた。
田圃はぬかるんでいなかった。
無事、宿の段々畑に到着。
草取り作業中。
本当の「豊かさ」ってこれだと思う。
家畜たちものんびり。
牛だけが不審者を警戒?
*
部屋でまったりしていたら
「お風呂が沸いた」と呼んでくれ、
お風呂棟を覗くと
薪炊きの銅製の巨大な五右衛門風呂。
初代日本人オーナー自慢のお風呂らしいが、
大きくて深くて何とも落着かない。
*
ダイニングでの2人だけの夕食。
マネージャーのドルガが来て、
ヤカンに入った自家製焼酎「ロキシー」サービス
話が弾んで
一緒に呑み始め、
隣に賄い食を持込で一緒に食事。
ガイドのディープ(左)も呼んで合流。
夜になると豹が出て家畜が襲われるとか、
豹は滅多に人を襲わないとか、
アスタム村出身のネパール人運営のこのホテル、
元々はネパール好きの日本人が建て、
経営者が何度か変わったとか、
ドルガと初対面のディープが遠い親戚だと判り、
通いのドルガもホテルに泊まる事になり、
二晩続けて盛り上がってしまった。
ぬる燗の自家製焼酎「ロキシー」は美味かった。
+
アスタム村に着いて3日目、
アンナプルナ山塊に入って7日目。
朝から雲が出て、
ヒマラヤが初めて顔を出さなかった。
その代わり?
お世話になった皆さんで見送ってくれた。
ありがとう。また来たい!!
ポカラ空港からカトマンズへ飛行機で移動。
山側の席を確保したのだが、
アンナプルナ最終日
ヒマラヤは、その姿を見せてくれなかった。
6日間連続の晴天は奇跡だったかも
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